国学大にサヨナラ勝ち、勝ち点をあげる


 東都大学準硬式野球1部秋季リーグ戦、専大対国学大の2回戦が9月30日、上柚木公園野球場にて行われた。
 専大の先発は渡辺貴一(経営1・専大松戸高)。渡辺は2回、3回とタイムリーを打たれるも最少失点に抑え、8回までその後は無失点と好投を見せた。 
 攻撃では2回裏、富田一貴(法1・松本一高)、板谷雄太(文2・横浜隼人高)の連続タイムリーで一挙3点を挙げ逆転に成功。4回にも渥美利紀(法2・掛川西高)のセンター前に抜けるタイムリーで1点を追加。4-2のまま9回の表を迎えると1死満塁のピンチを招くとセカンドの渥美が悪送球。これにより同点に追いつかれてしまう。専大はその裏先頭の雨宮岬(経済4・日川高)がセンター前ヒットで出塁すると、続く富田が送り、1死2塁のチャンスに国学大中村投手はストライクが入らなくなり3連続四死球で専大が5-4でサヨナラ勝ちとなった。 
 9回4失点完投でリーグ戦初勝利となった渡辺。これまでは四死球で崩れることが多かったが、この日は2つと今までとは一味違った投球を披露した。




▲初勝利となった渡辺


▲2回タイムリーを放つ富田



試合後選手コメント
山岡大輝(経営3・常総学院高)「優勝に向けて2タテできたのは大きい。得点とった後にさらに追加点をとってビッグイニングを作れればさらに良かった。貴一にも責任感を持ってほしいと考えていたので、接戦の展開ではかえる気はなかった。中大戦は厳しい展開になると思う。ミスせずに点を取って勝ちたい」
渡辺投手「やっと勝ててうれしい。長い回を投げたかったので決め球だけ意識して、後はコースだけ気を付けた。次は後ろ(救援)だと思うので飛ばしていきたい」


(真田 泰太・文2、写真も)




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