オー​プン戦 早大相手に課題残る試​合


 8月25日(土)、早稲田大学東伏見グラウンドで早大とのオープン戦が行われた。新チームになってから3試合目。3-14と大差で負けを喫してしまった。

 専大の先発はエース高橋陽一(経営2・静岡商高)。バッテリーを組むのは高橋寛礼(法1・桐蔭学園高)。先攻の専大は0-0で迎えた2回表に、この回先頭の吉田拓矢(商3・広陵高)が死球で出塁する。送りバントと相手のエラーも絡み、1死2・3塁のチャンスを作る。続く8番板谷雄太(文2・横浜隼人高)がスクイズを決め、1点を先制する。しかし3回裏に安打で走者を進め1-1の同点に追いつかれてしまう。6回表にこの回先頭の渥美利紀(法2・掛川西高)が左前打で出塁。2死2塁となり、続く6番山岡大輝(経営3・常総学院高)がレフトへのライナー性のタイムリーヒットを放ち、逆転に成功する。流れをぐっと引き寄せたかに見えたが、裏に連打で3点を奪われ2-4と逆転を許してしまう。そして7回、連打とエラーが重なり打者一巡の8失点。大きく引き離され苦しい展開となる。8回に1点を追加するも点差は埋まらず試合終了。バッティングと後半の集中力が残る試合となった。

 新チームになり、守備も大きく変わり新たな挑戦が始まっている。高橋―栗山皓治(法2・東福岡高)-浅木孝仁(法1・厚木北高)の投手リレーを試すこともできた。リーグ戦まであと1週間。まだまだ試行錯誤が続くが、新主将山岡への信頼は厚い。今ある課題を少しでも改善しリーグ戦に臨みたい。



▲先発の高橋


▲新主将としてチームを引っ張る山岡


試合後インタビュー
石坂和也(経営3・沼田高)選手
「序盤は集中していたけど、中盤に逆転されてから集中力が切れてしまった。オープン戦は目先の勝利よりもいろいろ試している。課題はバッティング。練習で量を増やして質を高めないといけない。新チームは一人一人が試合をイメージしながら考える野球をしたい」

高橋陽一投手
「調子は悪くない。ちょっと気を抜くと甘いコースに球がいってしまい打たれてしまう。気を引き締めてリーグ戦に向けていきたい」

高橋寛礼捕手
「まだまだ技術的にも足りない面が多くてチームに迷惑をかけてしまった。ピッチャーが気持ちよく投げられるようなリードを意識している。(4打数3安打について)バッティングは右方向を意識したら結果が出た。自分のできることをしっかりしてチームに貢献したい」



(橋本 里恵・文3、写真=真田 泰太・文2)




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