春期リーグ戦　国士​​大に逆転負け　入れ​替​え戦の可能性も 　５月２０日、八王子市民球場にて対国士大の第２戦が行われた。 　この試合先制したのは国士大。専大先発の渡辺貴一（経営１・専大松戸高）が３回裏先頭打者に右安打を許し、味方のエラーも重なり１死２，３塁から犠牲フライを打たれあっさりと１点を献上。 　しかし直後の４回表、渥美利紀（法２・掛川西高）がライトへ同点タイムリーを放ち、さらにワイルドピッチで１点を追加し逆転に成功。そして７回表２番佐藤真之介（経営４・秋田中央高）、３番篠原成道（商４・広陵高）、４番植田博貴（商２・広陵高）の３連打で１点を加えた。 　だが７回裏１死から死球で走者を出し連打を浴びて１点を失うと、次打者にも内野安打を許し、満塁になったところで高橋陽一（経営２・静岡商高）に交代となった。マウンドに上がった高橋も流れを止められずエラーとスクイズでこの回一挙４失点。専大は８回にも２点を失い、３－７で敗れた。 　ヒットは出ているものの、なかなか打線がつながらず相手の好守にも阻まれてしまった。今日だけでなく、リーグ戦を通して投打がかみ合わなかった専大。この結果により勝ち点が０のまま最終戦を迎えることとなった。 ▲１年次生ながらリーグ戦好投が目立った渡辺 試合後選手コメント 堂園昂平（法４・県岐阜商高）主将 「エラーで決まってしまった。采配ミスでもある。守備でここ一番での集中力を克服できなかった。気持ちで負けたら終わりなので、最後は全員で絶対に勝ちに行く」 渡辺貴一投手 「調子は最初から悪かったが、低めを意識してそれなりに投げられた。どんどん振ってくるチームを６回まで打ち取れたが７回から球が浮き出してしまった。気持ちを入れなおしていく」 （真田　泰太・文２、写真＝遠藤　史崇・文１）