春季​リーグ戦 ​ライ​​バル中大相手に0-​1の完封負け


 5月12日(土)、八王子市民球場で春季リーグ戦が行われた。東海大第3戦で負けて勝ち点を落としただけに、最大のライバルとされている中大に何としてでも食らいつきたいところである。

 初回、先発投手の高橋陽一(経営2・静岡商高)の調子が上がらぬうちに、味方のエラーにより先頭打者の出塁を許す。次の打者には送りバントを決められ1死2塁。それから連打を浴び先制点を許してしまう。高橋は序盤はボール先攻の苦しい投球が続くも、初回の1失点のみで中大打線を抑え続ける。中盤からは徐々に調子を取り戻し、ランナーを出しながらも追加点を与えないずに、味方の反撃を待った。

 しかし、中大先発・小河原投手の前に打線は沈黙。4、7回に守備の乱れから出塁し、送りバントで1死2塁。さらにヒットで1死1・3塁のチャンスを作るも後続が抑え込まれて得点につながらない。高橋が6被安打1失点の完投で粘るも、攻撃陣が最後まで抑え込まれてしまい3安打で0-1の完封負けを喫した。

 リーグ戦も終盤に入ってきた。いまだ勝ち点はないが目指す野球は変わらない。明日の第2戦に勝利し、第3戦につなげてほしい。



▲力投する高橋


▲チーム初ヒットを放つ雨宮岬(経済4・日川高)


試合後選手コメント
堂園昂平(法4・県岐阜商高)
「スコアを見ると、関東大会のコールド負けから高橋の成長が見られたと思う。中大相手には少ないヒットで得点しないと勝てない。今日は最少失点に抑えられたのに生かしきれなかった。1点を取るための作戦が失敗して、悪循環になっている。勝てるゲームを作っていかないといけない。明日もどんどん仕掛けて挑戦者の気持ちを持って戦う」

高橋投手
「調子があまり良くなかった。四死球をたくさん出してしまって、初回をしっかり抑えられたら勝てたかもしれない。序盤ボールが走っていなかったから、途中から杉浦さんのアドバイスでセットポジションから投げたら良くなった。ランナーを出しても崩れなかったのは一番の収穫。今日は球数もそこまで多くないから明日も先発。明日は勝つ!」



(橋本 里恵・文3、写真=真田 泰太・文2)




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