‏関東​​地区大会 中大に完​​敗


 3月28日、関東選手権大会の対中大戦が上柚木公園野球場で行われた。

 専大の先発は高橋陽一(経営1・静岡商高)。初回、先頭打者に対してフルカウントからセンター前ヒットを許すも後続を断ち切り、まずまずの立ち上がりを見せる。しかし2回、簡単にツーアウトを取ってからまたしてもセンター前ヒットを許すと、次打者に初球を右中間深々と破るタイムリースリーベースを打たれると、さらにワイルドピッチでこの回2失点。

 その後は両チームとも無得点が続く中迎えた6回、連続でヒットを浴びノーアウト1,2塁。ここで次打者の送りバントを高橋が痛恨のフィルダースチョイス。ライト前ヒット、左中間へのツーベースで一挙4失点。ここで高橋は降板し、一ノ瀬翔(経済3・佐久長聖高)に交代となった。その一ノ瀬も中大打線の勢いを止められず、その回1点を失うと7回にも3点目を奪われたところで10点差となりコールド負けとなった。

 専大は攻撃面でも中大先発の清水投手からヒット1本しか打てず、2塁も踏めずに試合終了となった。

 同じリーグ、最大のライバルの中大に完敗を喫してしまった専大。攻撃面、守備面、総合力でかなりの差を感じてしまう試合だった。もうすぐ始まるリーグ戦に向けて、どれぐらい課題を克服できるかにかかってくるだろう。



▲先発の高橋


▲ピンチで話し合う選手たち


試合後選手コメント
堂園昂平(法3・県岐阜商高)主将
「完全に力負け。1,2塁からのフィルダースチョイスで流れを持っていかれたことが敗因。(清水投手に対して)苦手意識はないが去年に比べてコントロールが良くなった。バッター陣も力負け。リーグ戦に向けて、バッター陣は振る量、ピッチャー陣は走る量を増やしていくしかない」

高橋陽一投手
「昨日より緊張なくいけた。(先制点に関して)ツーアウトからランナーを出して簡単にストライクを取りに行ってしまった。6回からスピードが落ちてほとんど真芯で捕えられてしまった。一ノ瀬さんと話し合ってピッチャー陣が頑張らないといけない。リーグ戦では中大を抑えられるように頑張ります」



(真田 泰太・文1、写真=橋本 里恵・文2)




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