秋季リーグ対日本大第２戦・５－６で敗れる 　９月１９日、秋季リーグ対日本大第２戦が、上柚木球場で行われた。専大は５－６で敗れ、今季初黒星となった。 専大は初回、宇佐美徹（１・成田高）がヒットで出塁するも無得点。２回表、児島祐（２・太田市立商高）が二塁手のエラーにより出塁すると、続く久保田真史（４・太田市立商高）の犠打、相馬一輝（３・秋田中央高）の左前タイムリーで１点を先制する。 先発・一ノ瀬翔（１・佐久長聖高）は、初回を三者凡退に抑えたが、２回裏、先頭打者に二塁打を浴びると、ワイルドピッチ・エラーが重なり、２点を返されてしまう。３回を無得点に抑えると、４回裏に二塁打でランナーを出し、送球エラー・タイムリーヒットが続き３点を奪われてしまう。 ▲代打・八重樫 ５回表に先頭相馬が本塁打を放ち１点を返すと、代打・八重樫孝之（２・専大北上高）の二塁打、エラーにより１点を追加する。６回からは落合誠（２・入間向陽高）が登板し、この回を無得点に抑えるも、７回に追加点を許してしまう。 ▲落合投手 ３－６の３点差で迎えた８回表、先頭牧野翔太（３・作新学院高）が死球で出塁し、続く石川竜太郎（２・日本航空高）も四球で出塁する。代打・篠原成道（１・広陵高）の打球は一・二塁間を破り、ノーアウト満塁のチャンスを作る。続く児島・久保田は凡打に倒れ、２アウト満塁。代打・杉浦泰章（１・県岐阜商高）が右前タイムリーを放ち、２点を返して１点差にせまる。この回からエース川田展行（２・桐生一高）が登板し、ヒットを許すも無得点に抑え、最終回の攻撃に望みを託す。しかし、坂東龍一郎（３・県岐阜商高）・宇佐美・牧野は凡打に終わり、ゲームセット。勝ち星をかけた日大との決着は、２９日に決まる。 試合後のコメント 久保田主将「今日の試合の敗因はエラーが続いたことがすべてです。しかし投手陣と、後半で起用した代打の活躍は収穫になったと思います。次の試合（日大第３戦より早く行われる東洋大戦）の相手は、今季から１部に上がったチームですが、油断するのではなくチャンスがあったらどんどん活かしていけるように戦いたいです」 一ノ瀬投手「序盤はリズム良く投げることができたのですが、ランナーが出てから投げ急いでしまい、自分のピッチングができませんでした。ピンチの時でも、相手に流れを与えないようなピッチングができるようにしたいです」 （森住綾・文２）