0対1で惜敗、田中の好投実らず



 春季リーグ戦・日本大学との第1戦は0-1で惜しくも敗れた。
先発田中曉(経営4・鳴門工高)は、初回に3者連続三振という完璧な立ち上がり。「低め目に投げることを意識した」と本人が言うように、丁寧なピッチングで四回まで被安打0、7つの三振を奪う内容。
 しかし、5回に一死からヒットで出塁を許すと、送りバントとワイルドピッチで二死ながらランナーを3塁に進む。迎えた相手の9番打者の打球はショート前の力無い打球となったが、これが内野安打となり、不運な形で1点を先制される。
 

▲11奪三振を奪い、好投を見せた田中


 その後は、ランナーを出すも要所を締め、無失点で切り抜けた。結局田中は9回を投げ被安打5、奪三振11、失点1の結果だった。
 攻撃陣は、相手投手の前に3安打に抑えられ、田中を援護できなかった。
 試合後、田中は「調子も良かったし、内容も良かった。点を取られた回に三振を奪えられたら、失点せずに済んだと思う。ピンチの時に三振が取れるようにしたい」と冷静に答えた。




・試合後の久保田真史主将談話
―今日は内野ゴロで取られただけ。落ち込む内容ではないので、明日は切り替えて臨みたい。負けてしまったので、勝ち点を取るためなんとしても明日は勝ちたい。



(佐山 竜太・経済3)




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