中大を破り、2年ぶりの優勝!


 第51回関東地区大学準硬式野球選手権大会が3月29日から4月8日に所沢航空記念公園野球場ほかで行われ、決勝戦の中央大を3対2で破り、2年ぶり6回目の優勝を遂げた。これにより3年連続となる第61回全日本大学選手権大会への切符を手にした。
 昨年、準優勝の専大は3回戦から登場。初戦の亜細亜大を2対0、続く自治医大を7対1で破り準々決勝へ。準々決勝の日本大戦は延長12回までもつれる接戦を制し、2対1で勝利を収めると、勢いそのままに準決勝の六大学リーグの強豪校の明治大も2対1で勝ち、決勝に駒を進めた。
 決勝は、三回を終わり先発田中曉(経営4・鳴門工高)が中大に2点のリードを許すも、四回一死一塁から4番石川竜太郎(法2・日本航空高)の三塁打、5番坂東竜一郎(ネット3・県岐阜商高)の左前打で同点に追いつく。そして、一死一・二塁から8番今佳祐(経済3・秋田高)の左前打で3点目が入り、この回に逆転に成功する。
 1点のリードを八回まで田中が粘りの投球で守る。最終回二死一・三塁のピンチを招くも最後の打者を二塁ゴロに打ち取り、試合終了。
 試合を振り返った久保田真史主将(商4・太田市立商高)は「厳しい試合だったが、チャンスで3点取ることができたことは大きい。そのリードをみんなでカバーし合いながら守った」と話した。
 くしくも決勝戦のカードが昨年と同様となり、リベンジを果たした。今大会けが人が多く、厳しい戦いをしいられたが持ち前のピッチャーを中心とした接戦を制する試合内容で全日の出場を決めた。





試合後のコメント(①決勝について ②今大会を振り返って ③全日に向けて)

久保田
③全日に決まったことに満足せずに、今度は日本一を目指すことを目標に掲げて頑張りたい。


田 中
①今日は打たれてしまった。特に回の先頭バッターを出してしまった。
②エラーの後、前まではよく失点をしてしまったが、今大会はそこで粘ることができて、抑えられた。
③まずは春季リーグ戦に向けて頑張りたい。全日についてはリーグが終わってから考えたい。


牧 野
①厳しい試合だった。試合出ているメンバーもベンチのメンバーもみんな強気になって臨んだ。 
②今大会から1番打者としてまず塁に出ることを考えた。また3年生ということでチームをまとめることをひとまず意識した。
③一つ一つ集中してチームのためになるプレーをしていきたい。


宇佐美
①内容はどうあれ、中央大に勝つことができてよかった。
②守備では貢献できたと思う。
③4年生のために勝ちに貢献できるように頑張ります。


折 居
①自分のミスから始まったのをみんながカバーしてくれた。
②準々決勝以降は厳しい試合だったが、そこをみんなで勝つことができたのは、練習の成果が出たから。
③もうちょっと守備練習しときます。


石 川
①②チャンスで打ててなかったので、今日こそは打ちたいと思って試合に臨んだ。打ててよかった。
③全日ではチャンスがきたら全部打つぐらいの気持ちでいきます。


坂 東
①今までの試合とは違う試合を感じた。
②大会に入り、調子がよかった。練習は嘘をつかないと思った。
③ベスト4、8で負けて惜しいところまで行っているので、今年こそは日本一!


児 島
①最低限に相手を抑えることができてよかった。
②日大・明大戦でいいところで打つことができ、自信にもなったし、チームも盛り上がったと思う。
③昨年より上の成績を目指したい。


堂 園
①②守備は無難にこなせたが、打つ方はチームに貢献できなかった。
③今大会の分も、全日で打撃で爆発できるようにしたい。


今 
①とりあえず勝つことができた。
②個人的にはチームに迷惑をかけてしまったのを、みんなにカバーしてもらった。
③一戦必勝で頑張ります!


相 馬
①自分は何もできなかったが、勝つことができてよかった。
②スタメンから外れて、落ち込んだが最後に優勝できたことは素直にうれしい。
③チームとしても個人としても最高の成績を残したい。



(佐山 竜太・経済3、森住 綾・文2)




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