【バレーボール部】春季リーグ最終戦 東海大に3-1で勝利、専大史上初・リーグ2位の偉業を成し遂げる!
5月19日、慶應義塾大学日吉記念館にて春季リーグ最終戦、対東海大が行われた。昨年度全日本インカレのリベンジに燃える東海大は途中粘りを見せるも、3‐1で専大が勝利。この時点で専大は2位以上が確定した。優勝は暫定1位の日体大の勝敗次第であったが、同日3試合目の日体大対筑波大の試合で日体大が快勝し、日体大が優勝、専大は2位という結果で今季リーグ戦の幕を閉じた。
第1セット、序盤から長友優磨(商4・都城工高)のスパイク、山本湧(商3・東亜学園高)のブロックやツーアタックが決まり、専大が大幅にリードを見せる。その後もチーム全体の調子がよく、半分以上をスパイクで得点するなどし、25-20でセットを先取する。
第2セットも出だしから専大がリードするものの、途中東海大主将の鶴田大樹選手(#1)のスパイクなどで粘りを見せられ、18-19と逆転を許してしまう。それでも専大は乱すことなく着実にスパイクを決め、25-23で2セット目も連取した。
次で勝利を決めたい専大だったが、第3セットは最後まで一進一退のゲームが繰り広げられる。大接戦の末、最後は東海大にブロックを決められ、23-25でこのセットは落とした。
第4セット、東海大の流れを断ち切りたい専大であったが、序盤、東海大に4連続得点を許してしまう。しかしここで専大はタイムアウトをうまく使い、流れを変えることに成功。長友・山本の活躍で逆転を果たし、終盤は逆に大差をつけ、25-18で試合終了。
セットポイント3-1で最終戦を見事勝利で飾った。
惜しくも優勝には一歩届かなかったが、リーグ2位は専大史上初の偉業である。飛躍し続ける専大バレー部から、今後も目が離せない。
(金高 結・文2)
以下、コメント
長友主将
「今日は最終戦ということもあるから全力でやった。思い切りやることができた。3セット目の流れが悪かったが、4セット目は山本のブロック・レシーブでいい流れになった。(今シーズンを振り返って)日体大・筑波大には負けたが、いい勉強になった。一年生にはプラスになるシーズンだった。(今後に向けて)リーグで悪かったところを修正して、個人的には大事なところで決めることと、ブロックを強化したい」
板宮選手
「序盤がリードできてよかった。3セット目から相手のブロック見極めて打ち分けられるようになった。(今シーズンを振り返って)結果的に2位を維持していい成績だった。(今後に向けて)長友主将に頼りすぎないようにチーム全体が成長していきたい」
藤中選手
「内容は悪くなかったが、ミスもあったし、3セット目を落としてしまったので、自分的には満足いかなかった。いつも気を緩めてしまうので改善したい。(今シーズンを振り返って)実力的にまだまだ足りないのを痛感した。(今後に向けて)早く練習したい」
高橋選手
「最後の試合で東海に勝てたのはよかった。あとは日体が負けるのを祈るだけ。(今シーズンを振り返って)波がありながらもなんとかやれた。一番悔しかったのは日体戦。次は筑波と日体に勝って全勝したい」
川波選手
「1,2セット目はよかったけど、3セット目の出だしが悪かったのでセットを取られてしまった。それでも先輩たちがフォローしてくれて勝ててよかった。(ブロックを利用したスパイクについて)得意なプレーなので、それで得点を稼ぎたい。(今シーズンを振り返って)前半戦はベンチで見ているだけでしたが、途中で交代した富田の分まで頑張って、一生懸命やろうと思った」
吉澤選手
「全然だめだった。先輩たちのおかげで勝てた。(東海の強いサーブについて)積極的に取ろうと思った。(今シーズンを振り返って)チームが一つになれた。(今後の目標)レシーブでチームに貢献したい」
なお、個人賞に3名が選出された
敢闘選手賞 長友優磨
スパイク賞 高橋拓也
セッター賞 山本湧
※閉会式の様子や写真などは別記事でアップさせていただきます。ご了承ください。
▲歓喜の瞬間 (写真=村上)
▲頼りになるのはエース長友のスパイクだった (写真=村上)