【バレーボール部】春季リーグ開幕!強豪中大に圧巻のストレート勝ち


 4月13日早稲田大学戸山キャンパス記念会堂で関東大学バレーボールリーグが開幕した。今シーズンの初戦に挑んだ専大は中大と対戦。圧巻のストレート勝ちで順調なスタートを切った。第1セット、序盤は緊張からかサーブとスパイクでミスを連発し、3‐10と大きくリードを許す。チームを救ったのは一年生リベロの池田陽輝(経済1・九州産大付属高)。献身的な守備で相手の強烈なスパイクを次々とレシーブし相手に得点を奪わせず、流れを専大に引き寄せた。セット中盤からはアタッカー陣の固さもほぐれ、逆転に成功。終わってみれば25‐23でセットを先取した。

 第2セット、序盤から専大ペースで試合を展開する。高橋拓也(経済2・東亜学園高)のスパイクや一年生・冨田直人(経済1・東亜学園高)の7得点を奪う活躍で25‐22でセットを連取した。一度ノッてしまえば専大は止まらない。
 
 第3セットも圧倒的な攻撃力と繋ぐバレーで相手に自由な攻撃を許さず終始リードで試合を運び、最後は相手のサーブミスで決着。ストレート勝ちを収めた。この試合、大きな印象を残したのは一年生の池田と冨田。池田はリベロとして流れを変えるレシーブを何度も見せ、冨田は一年生らしいフレッシュなプレーと豪快なジャンプサーブが爆発した。この2人について監督は「まさかあれほどやるとは思っていなかった。予想以上の活躍」と驚きのコメント。専大に新しい風を吹き込んでいるのは間違いない。強豪・中大を破り、「優勝」へ向け大きな一歩を踏み出した専大。とにかく次戦の慶大戦を落とすわけにはいかない。

以下は選手のコメント

長友優磨主将(商4・都城工高)
「1年生2人をレギュラーにして、初めてだったので緊張していたが、盛り上げながらプレーした。最高学年として先頭に立って引っ張っていきたい」

山本湧選手(商3・東亜学園高)
「始めは固かったが、声を出して盛り上げたら徐々に良くなった。新チーム当初は不安があったがやっていけると感じた試合だった。(明日の慶大戦に向けて)チャンスを生かして勝つ」

藤中謙也選手(経営2・宇部商高)
「スパイクもブロックも良くなくて、サーブレシーブも思うようなところに返せなかったのが悔しい。(明日の慶大戦にむけて)昨年の東日本インカレで負けているので絶対に勝ちたい。ブロックとサーブレシーブから自分の流れを作っていきたい」

高橋選手
「(今日の試合について)思ったようにいかなかった。(スパイク面では活躍していたように見えたのですが?)スパイクは落ち着いて練習通り決めることができた。相手の傳田さんには負けたくないと思っていたが、まだまだレベルをあげないと勝てないと感じた。(明日の慶大戦に向けて)安定感のあるチームなので、中盤、終盤の中だるみする場面をいいムードでプレーできるように頑張りたい」

冨田選手
「前日から緊張していたが、試合になったら楽しんでできた。先輩たちが声掛けをしてくれたおかげです」
池田選手
「大学最初の公式戦で緊張した。先輩たちから失敗してもいいと言われて、思い切りプレーすることができた」



▲華々しいデビューを飾った冨田


▲リベロとして、守備面でチームを支えた池田




(村上 大晃・文3、写真=森本 雅美・文2)



すべての著作権は専大スポーツ編集部に帰属します。
ホームページ内に掲載の記事・写真・その他全てのコンテンツの無断転載・利用を禁じます。


inserted by FC2 system