東京学芸大、東海大に快勝! 専大初のべスト4進出!


 12月7日東京武道館にて全日本大学バレーボール選手権が行われた。4回戦に進んだ専大は東京学芸大と対戦。3‐0ストレートで見事勝利し、ベスト8入りを果たした。

 その直後には準々決勝が行われた。相手は前回大会王者の東海大、夏の東西インカレでも優勝を果たしており名実ともに大学バレーのトップチームだ。第1セットは東海大の質の高いバレーになかなかリズムを掴めず18‐25でセットを落としてしまう。

 それでも監督が「選手たちが戦えるという感触を得ていたようなのでとにかくサーブを強く打ってリズムを作っていけと指示した」と振り返るようにセットを落としても冷静に端場翔太(経済4・東亜学園高)を中心としたサーブバレーで試合を運んでいく。リズムに乗り出すと強い専大は端場、山本湧(商2・東亜学園高)のサーブで相手を崩し、藤中謙也(経営1・宇部商高)、高橋拓也(経済1・東亜学園高)、板宮築(経済3・川崎橘高)のブロックで得点を重ねていく。主将の長友優磨(商3・都城工高)も自分の形を一切崩さずエースとしてスパイクを打ち続けた。終わってみれば25‐20、25‐21、25‐23と3セットを連取し3‐1で快勝。ベスト4以上を目標にここまでやってきた選手たちは勝利に歓喜し喜びを爆発させた。

 準決勝は8日、とどろきアリーナにて筑波大と対戦する。

 以下は選手のコメント

吉岡監督
「よく勝った。特に藤中が頑張った。彼は大舞台に強いね。チームとしても能力のあるチームなので3セット目からはこちらから何も指示をしなくてもゲームを作れていた。長友、端場が中心で引っ張っているので下級生がプレーしやすい環境となっている。明日も頑張る」

長友主将
「今日は勝つことしか考えていなかった。専大の歴史を変えたいと思っていたのでみんなが勝つことにこだわっていた。自分としては大事なところで決められたのは良かったが、確実にいきたいところでやはりミスが出てしまった。それでも藤中などがカバーしてくれた」

端場選手
「サーブで崩してブロックで点を取る専大らしいバレーは良かった。大学に入って全国の上位まで来たのは初めてなので狙えるところまで気を緩めずに狙いたい。悔いの残らない大会にしたい」

國弘選手
「(今日の試合の感想)嬉しいです。ベスト4に残れたことが嬉しい。チームの出来がすごく良かった。(明日にむけて)体調をしっかり整えて明日に備えたい」
板宮選手「(今日の試合の感想)目標にしていたベスト4を成し遂げられてホッとしている。昨日よりも調子を上げられた。(明日にむけて)専大にとってベスト4は初なので振り返った時に楽しかったと思える試合をして、4年生に納得して引退してもらいたい」

山本選手
「(マッチポイント時のトスについて)最後は長友さんで行こうと思ったが、直感的に高橋にトスを上げた。(今日の試合の感想)本当に嬉しい。とにかく優勝したい」

藤中選手
「(今日の試合の感想)東海大との対戦は楽しみにしてた一戦だった。その試合で思い切りプレーできたのでよかった。(大舞台に強いという印象を受けましたが)そういった舞台になるとモチベーションが上がるのでそれがいいプレーにつながっているのだと思う(明日にむけて)自分がやるべきことをセンターコートでも思い切ってやりたい」

高橋選手
「まさか勝てるとは思っていなかった。(勝因について)自分たちのブロックが相手を崩した要因だと思う。(明日の試合にむけて)ここまで来たらとにかく攻めて自分たちのいいところを出して今日のように楽しく勝ちたい」



▲チーム一丸となって戦った


▲1年生の藤中。大舞台に強い!



(村上 大晃・文2、撮影=森本 雅美・文1)





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