藤中、高橋アジアジュニア選手権で大活躍。 日本の優勝に大きく貢献


 9月27日から10月6日までイランGHADIR体育館で第16回アジアジュニア選手権大会が行なわれ、日本代表が2大会連続3度目の優勝を決めた。専大からは高橋拓也(経済1・東亜学園高)と藤中謙也(経営1・宇部商高)が代表に選出され、活躍を見せた。 出場資格が1993年1月1日以降に生まれた選手であるこの大会は,各大学の1年生と高校生を中心にメンバーが選考された。
 
 予選リーグを3戦全勝で通過した日本は1‐8位決定戦でも中国、韓国をストレートで下し、準々決勝に進出。 準々決勝のオーストラリアにはストレート勝ち。続く準決勝のインドには2セットを落とすも逆転勝利。決勝の中国には3‐0で圧巻のストレート勝ちを収め、優勝を決めた。
 
MVPには今大会日本代表の主将を務めた中大の関田誠大が選ばれた。なお日本代表はベスト4入りを果たしたチームに与えられる世界選手権(トルコ)の切符も手にした。

 大会中ミドルブロッカーとして活躍した高橋は「タイ、イランでの遠征となり、環境の違いに戸惑った。それでも海外の選手と戦うことができたのでよかった」とコメント。ウイングスパイカーとして活躍した藤中は「国際大会に出場したかったので、選ばれてよかった。身長の大きな選手に対する戦い方を学ぶことができた」と語った。また吉岡達仁監督も「金メダルはすごいこと。今度は大学に力を注いでほしい」と称賛を送った。
 
 10日間で8試合という過密スケジュールの中で圧倒的な力を見せつけた形での優勝。日本バレー界を背負って戦う若き龍神の未来は明るい。



▲大活躍を見せた高橋(左)、藤中



(村上 大晃・文2、写真=森本 雅美・文1)




すべての著作権は専大スポーツ編集部に帰属します。
ホームページ内に掲載の記事・写真・その他全てのコンテンツの無断転載・利用を禁じます。


inserted by FC2 system