秋季リーグ最終日 チーム噛み合わず順大にストレート負け
10月14日東海大学湘南校舎体育館にて関東大学バレーボールリーグ最終日、対順天堂大学が行われた。
リーグ戦2勝目を目指した専大だが、順大の高さの前に1セットも取れず、ストレート負けを喫した。これでシーズンは終了、一部復帰して最初のリーグ戦は9位で幕を閉じた。
第1セット、専大は高橋拓也(経済1・東亜学園高)を中心に試合を運んでいく。しかし終盤、順大は210cmの長身、伏見選手を投入。その高さに専大のスパイクが次々とブロックされ、20‐25でセットを先取されてしまう。
続く第2セットも順大の高さの前にスパイクが決まらない。そうなると、悪循環にはまりレシーブでのミスが増えてくる。そこに付け込まれた専大は18‐25でこのセットも落としてしまう。
もう後がない専大だったが、気持ちの切り替えがうまくいかず、第3セット粘りを見せるも24‐26で落として試合終了。リーグ最終戦にしてフルメンバーで戦っただけになんとも悔しい敗戦となった。
試合後監督は「勝ち方がわからなくなっている。高橋、藤中が帰ってきて、勝てると過信していた。この負け癖をなんとかしないと」と少し不安を漏らした。
専大(20-25、18-25、24-26)順大
(スターティングメンバー)
#3 端場翔太
#5 國弘翔太
#8 孫兆濤
#11 長友優磨
#18 藤中謙也
#19 高橋拓也
以下は選手のコメント
長友優磨主将
「最終戦で順位も気にすることなく思い切りプレーしようと思っていただけに悔しい。シーズンの前半をケガでチームを離れてしまい迷惑をかけたのが申し訳ない。(チームとして)一部で初めて試合をするメンバーは良い経験ができたと思う。(インカレに向けて)万全の調子で迎えたい。目標はベスト4以上」
杉本龍馬選手
「悔しい。インカレまでに4年生がしっかりと下級生を引っ張って、練習していきたい」
上村哲史選手
「今日は気持ちで相手に負けていた。(セッターで入った際には)雰囲気を変えようと強気で攻めた。(インカレに向けて)良いメンバーで戦える。大学最後なので優勝を目指したい」
端場翔太選手
「リーグ戦最後なのに1番調子が悪かった。監督やコーチに申し訳ない。リーグ戦最終週までは自分がしっかりとやらないといけないという気持ちでプレーできていたが、藤中と高橋が帰ってきて気が抜けた部分はあった。(インカレに向けて)教えてもらった人に恩返しをしたい」
國弘翔太選手
「今日はチームも自分もボロボロ。精神的にしっかりとしないといけない。(インカレに向けて)しっかり調整していきたい」
孫兆濤選手
「最後の最後まで悔しい結果に終わってしまった」
板宮築選手
「今日の3セット目は取れたので取りたかった。今シーズンストレート負けが多かった。競った場面でセットカウントを取れるかが大事になってくると思う(インカレに向けて)4年生が最後なので4年生が満足できるように頑張りたい」
山本湧選手「今日は調子が悪かった。アタッカーは強いのにトスが悪いのでもっと練習する。(インカレに向けて)優勝したい」
▲スパイクを決める長友
▲攻撃の中心の高橋
(村上 大晃・文2、写真=森本 雅美・文1)
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