秋季リーグ6日目 乗ってきた中大に手も足も出ずストレート負け


 9月29日、秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦第6日目が慶応大学日吉記念館にて行なわれた。

 専大は第5日目を終えた時点で10大学中9位。今日の相手は現在7位だが、学芸大、明大に勝利し、調子を上げてきている中大。

 第1セットのスタメンに杉本直弥(経済3・西湘高)が入り、いつもと違う顔ぶれで試合がスタートした。専大は前半から中大にリードされ、点を離されていく。中盤から古賀琢也(経済1・佐賀学園高)、上村哲史(商4・鹿児島商高)を投入したものの、流れを変えられず19‐25で第1セットを落としてしまう。
 続く、第2セットは上村哲史(商4・鹿児島商高)をスタメンとして起用。序盤、互角に戦っていたが、中大の高さのあるスパイクに力及ばず流れをもっていかれた専大。後半、柴田康暉(経営1・佐賀商高)を投入するも、得点にはつながらず18‐25でこのセットも落としてしまう。
 第3セット、相手のミスが目立ち専大が得点を重ねていく。しかし序盤に離されたリードに追いつかず、18‐25で3セットとも取られてしまい試合を決められた。
 

 試合終了後、監督は今季の合言葉「我慢のシーズン」と一言述べて会場を後にした。
 レギュラーの藤中謙也(経営1・宇部商高)と高橋拓也(経済1・東亜学園高)の不在、そして長友優磨(商3・都城工高)のけがによる離脱で、本領が発揮できない専大は、今最も苦しい時期である。だが、この苦しい時期を乗り越えスタメン、控え関係なく誰もが活躍ができるように力をつけていってほしい。

専大(19-25、18-25、18-25)中大
(スターティングメンバ―)
#1  杉本龍馬
#3  端場翔太 
#8  板宮築 #9  孫兆濤#10 杉本直弥
#14 山本湧
#16 米沢竜治


 (尾島 里美・文2)





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