9月16日、早稲田大学戸山キャンパス体育館にて関東大学バレーボールリーグ2日目、対東海大が行われた。専大は終始苦しい展開が続き、3-1で敗れた。
1、2セット目は専大がミスを連発。東海大の1年次生サウスポー鈴木選手(#32)の勢いにも圧倒され、相手のペースを崩すことができず18-25、17-25のスコアでセットを落としてしまう。
続く第3セット、前日同様セッターの山本湧(商2・東亜学園高)をアタッカーとして、4年次生の上村哲史(商4・鹿児島商高)をセッターとして起用。その采配が見事的中し、25‐21でこのセットを奪取。
この流れに乗って次も続いていきたいところだったが、地力のある東海大の前に流れをつかめず16‐25で4セット目を奪われ試合終了。これで開幕2連敗となった。
それでも監督は「1セット取れただけでも充分。我慢のシーズンです。そのなかで柴田を鍛えていけたら」と2試合連続で先発出場の柴田康暉(経営1・佐賀商高)に期待を込めていた。
この試合セッターとして活躍を見せた上村は「自分の体力のなさにびっくりした。ただチームの雰囲気を変えることが自分の仕事でそれができて良かった。最後のシーズンなので1つでも多く勝って、上位を目指したい」とコメントした。
王者東海大から1セット取れたことはとても価値がある。そのセットはミスらしいミスがほとんどなかった。当たり前のことではあるが、ミスをしなければ今の戦力でも充分戦えるということを改めて感じさせる試合だった。
専大(18-25、17-25、25-21、16-25)東海大
(スターティングメンバ―)
#1 杉本龍馬
#3 端場翔太
#5 國弘翔太
#8 板宮築
#13 五十嵐彰太
#14 山本湧
#17 柴田康暉
(村上 大晃・文2)