秋​季リーグ1日目 対筑波大 粘りを見せるもストレ​ート負け


 9月15日、早稲田大学戸山キャンパス体育館にて関東大学バレーボールリーグが開幕した。

 レギュラーの藤中謙也(経営1・宇部商高)、高橋拓也(経済1・東亜学園高)が代表招集、エースの長友優磨(商3・都城工高)をけがで欠く専大は、春季リーグ2位の筑波大と対戦。粘りを見せたものの、0-3のストレート負けを喫した。

 第1セットは杉本龍馬(経済4・聖隷クリストファー高)、端場翔太(経済4・東亜学園高)を中心に試合を進めていく。終盤までどちらも流れを譲らない展開であったが、決定力を欠きこのセットを21-25で落としてしまう。

 続く第2セット、この日先発出場の柴田康暉(経営1・佐賀商高)、五十嵐彰太(経済2・東亜学園高)が次々とスパイクを打ち込んでいくが、ことごとく相手の高さに阻まれ、19‐25で第2セットも取られてしまう。

 なんとしてでも1セット取りたい専大は第3セット、高さのある孫兆濤(商3・宇部商高)を投入し、相手の流れを止めようと手を打つが、筑波大の出耒田選手(#11)、李選手(#5)の前に力及ばず22-25で試合を決められてしまい、ストレート負けを喫した。

 それでも試合後、監督は「藤中、高橋、長友がいない状態で筑波大のフルメンバー相手に20点代の勝負に持ち込めたことは大きい」とチームの成長を感じていた。今シーズンからキャプテンに就任した長友も「今日の試合は相手がフルメンバーの中で良く戦えたと思う」と決して満足はしていないが、チームに手ごたえを感じているというコメントを残した。

 セッターの山本をアタッカーとして起用した場面に監督は「そうするしかなかった。苦肉の策」とコメントしたが、記者の私の目には彼のポテンシャルの高さを改めて見せつけられた場面であった。

 「チームワーク良くやっていきたい」と語った長友。この「我慢」のシーズンを戦い抜くには、絶対に必要になる要素であると思う。次戦の東海大戦に期待したい。


専大(21-25、19-25、22-25)筑波大


(スターティングメンバ―)
#1  杉本龍馬
#3  端場翔太
#5  國弘翔太
#8  板宮築
#13 五十嵐彰太
#14 山本湧
#17 柴田康暉



▲チーム一丸となって今シーズン戦い抜きたい



(村上 大晃・文2=写真も)





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