春​季​リーグ入れ替え戦​ 国​際武道大に圧勝​ 1部​復帰を決める


 5月27日、駒澤大学玉川キャンパス体育館にて春季関東大学バレーボール入れ替え戦が行われた。男子2部春季リーグを優勝で終えた専大は、1部リーグ10位の国際武道大と対戦。見事ストレートで下し1部復帰を決めた。

 専大は序盤こそ流れをつかめずに点差を広げられたものの、タイムアウト後は山本湧(商2・東亜学園高)、藤中謙也(経済1・宇部商高)が相手の攻撃をことごとくブロック。一気に点差を縮め、長友優磨(商3・都城工高)の連続得点で逆転、リードするとそのまま相手を寄せ付けず1セット目を先取した。

 続く第2、3セットも専大がリード。藤中が「監督、コーチからの『ブロックを意識しろ』という指示を実践できた」と振り返るように、相手のスパイクを確実にブロックし、専大の攻撃につなげる攻めと守りの息の合ったプレーを披露した。結果ストレートで勝利し、1部復帰を果たした。

 試合後、長友は「この一週間、入れ替え戦の対策練習をやってきた。昨年の秋季リーグで2部降格して味わった悔しさをバネに、チーム一丸となってがんばれた」と今季を振り返り、今後について「1部上位、優勝を狙う」と目標を掲げた。
  吉岡達仁監督は「やっと日本一に向けての壁がなくなった。1部復帰はあくまで通過点で、秋季リーグで実力を発揮したい」とすでに秋季リーグ戦へと目を向けている。

 春季リーグ戦では圧倒的な力を見せつけた専大。昨年までに比べ、実力のある1年次生が多くスタメンに加わり攻撃力が増した。1年次生は「1部復帰は通過点。これからが勝負(高橋拓也・経済1・東亜学園高)」、「1部で早く試合がしたい(藤中)」と1部での活躍に向けて早くも意気込みを見せている。来月下旬から開催される東日本インカレ、そして秋季リーグに期待が高まる一方だ。


専大(25‐20、25‐15、25‐14)国際武道大

〈スターティングメンバ―〉
#3 端場翔太(経営4・東亜学園高)
#9 板宮築(経済3・川崎橘高)
#11長友優磨
#14山本湧
#18藤中謙也
#19高橋拓也
#5 國弘翔太(経済4・宇部商高)



▲入れ替え戦に挑んだ専大


▲今季大活躍のルーキー・藤中



(山内 夏穂・人間科学3、写真=村上 大晃・文2)




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