春季リーグ戦第5日目 今季初めて1セット落とすも連勝は続く
4月29日、対日大戦が日本大学文理学部総合体育館で行なわれた。第5日目となるこの日はリーグ戦の折り返し時点となり、専大にとってはもう気が抜けない時期に入ってきた。
専大は、日大のアタックの強さとレシーブの粘りに耐えながらも、25-23で1セット目を先取した。
第2セット目、長友優磨(商3・都城工高)が1点目を取ると、藤中謙也(経営1・宇部商高)、高橋拓也(経済1・東亜学園高)、孫兆濤(商3・宇部商高)、端場翔太(経済4・東亜学園高)らが次々とアタックを決めて、リードを広げていく。
しかし突然、流れが相手に。終盤、日大の2回目のタイムアウト後、6点も連続で取られてしまった。専大は今季初となるタイムアウトを入れたが、その後も相手の勢いにのまれ、23-25で惜しくも2セット目を落とす
それでも3セット、4セットは25-21、25-19と逃げ切り、連勝を収めた。
試合後、長友は「やはり1セット目が良くなかった。しかし、課題のサーブが毎試合良くなっているので続けていきたい。セットを取られたのが本当に悔しい」と今回の試合を振り返った。
山本湧(商2・東亜学園高)は「1セットも取られず優勝することを目標としていたので悔しい。2年次生になって1年次生を盛り上げないといけないという気持ちが強くなった分、昨年よりも難しい」と上級生としての責任感の大きさを語った。
吉岡監督も、1セット取られたことで『1セットゼロの夢』が途切れてしまい、「試合に負けたくらいの気分」とコメント。「あの1セット落としたことでここから切り替えていく」とリーグ後半戦に向けての抱負を語った。
専大(25-23、23-25、25-21、25-19)日大
スターティングメンバー
#3 端場翔太
#5 國弘翔太(商4・宇部商高)
#8 孫兆濤
#11長友友磨
#14山本湧
#18藤中謙也
#19高橋拓也
▲ブロックする山本と孫
(尾島 里美・文2、写真=山内 夏穂・人間科学3)
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