春季リー​グ戦第3日​目 開幕から3連勝​​ リーグ全勝に期待大


 4月22日、2012年度春季関東大学2部バレーボールリーグ戦が駒澤大学玉川キャンパスで行なわれた。

 第3日目の対戦相手は、昨年度の秋季リーグで2部6位だった青学大。専大は3セットともに初点を先取し、1セット目から連続でポイントを取った。しかし2セット目の序盤、相手に連続して得点を許してしまうものの、気を持ち直し「サーブで崩す」専大バレーを貫いた。3セット目の終盤では、3・4年生をそろえて落ち着いたプレイで締めくくった。結果的に専大は相手チームに圧倒的な力の差を見せつけて、3セットとも奪取した。

 今回、特に活躍を見せた選手は長友優磨(商3・都城工高)だ。右方向からの鋭いスパイクを3セット通して 14ポイントも打ち込んだ。また、専大バレーのこれからを担うキーパーソンの藤中謙也(経営1・宇部商高)は高さのあるスパイクで、高橋拓也(経済1・東亜学園高)は長身を活かしたスパイク・ブロックで攻めの勢いを見せ、チームの得点力に貢献した。次回もこの2人から目が離せない。

 試合後、長友は「メンバーが変わっていなく、キャリアがある」と1部で共に戦ってきた法大をライバル視した。だが、「2部よりも上を目標にしている」と力強く語った。一方、期待のルーキーの1人、柴田康暉(経済1・佐賀商高)は「パワーと高さが違う」と高校と大学のバレーを比較した。今年の1年生はこぞって春高バレーの優勝経験者が多い中、柴田だけは優勝経験がない。そのため、高校時代はライバルだった選手が今は同じチームにいることをどう意識しているか、と問うと「相手と切磋琢磨し合い、良いところを吸収する」と語った。また、監督は「2部は通過点であり、1部復帰、1部で頂点を目指している」と先を見据えた答えを語った。5月27日の入れ替え戦と6月27日から5日間行われる東日本インカレに向けて、技術面・メンタル面ともに最高の状態で残りの試合も臨んでほしい。


専大(25-11、25-17、25―13)青学大


スターティングメンバー
#3 端場翔太(経済4・東亜学園高)
#5 國弘翔太(経済4・宇部商高)
#11長友優磨
#14山本湧(商2・東亜学園高)
#17柴田康暉
#18藤中謙也
#19高橋拓也



(尾島 里美・文2)





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