春​​季リーグ戦第1日目​ ​新生チーム 立教​大​に快勝


 4月15日、駒澤大学玉川キャンパス体育館で2012年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦が開幕した。開会式では主将・杉本龍馬(経済4・聖隷クリストファー高)が選手宣誓を務めた。
 専大は昨年度の秋季リーグ戦において、セット率わずか0.08ポイント差で2部への自動降格を味わった。何としてでも今季で1部復帰を果たしたいところである。

 初戦の相手は今季2部に昇格してきた立教大。専大は1セット目の序盤から力強い攻撃で点差を広げていく。注目の新入生の一人、藤中謙也(経営1・宇部商高)が高さのあるスパイクを放ち、新チームの力を見せつけた。チーム一の最高到達点を誇る高橋拓也(経済1・東亜学園高)もスパイク・ブロック両面で活躍を見せた。

 もちろんこれまでチームを支えてきた上級生も健在だ。攻撃力の要である長友優磨(商3・都城工高)は確実にスパイクを打ち込み、サーブの鋭さで知られる端場翔太(経済4・東亜学園高)もサーブから専大の流れを作り出し、得点を重ねた。「ミスを怖がらずに全力でサーブを打て」という吉岡達仁監督の言葉通り、本試合では端場、長友、山本湧(商2・東亜学園高)らのサービスエースが数多く見られた。

 見事なストレート勝ちの試合後、吉岡監督は「今季は全勝して入れ替え戦に臨むことを目標にしている」と語った。監督・選手ともに入れ替え戦を見据え、さらなる高みを目指す。有力な新入生が加わりパワーが増した分、「上級生でまとめていく」と監督と長友は口をそろえた。1部の厳しさを知る上級生と実力ある新入生が相まってこれからどんなチームになっていくのか楽しみだ。

専大(25-22、25-16、25-15)立教大



▲スパイクを打ち込む長友


▲相手のスパイクをブロックする端場と高橋


スターティングメンバ―
#3 端場翔太
#5 國弘翔太(経済4・宇部商高)
#11長友優磨
#13五十嵐彰太(経済2・東亜学園高)
#14山本湧
#18藤中謙也
#19高橋拓也



(山内 夏穂・人間科学3、写真=尾島 里美・文2)





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