秋​​季リーグ戦第9日 ​東​海大に0-3で屈​する


 前日に引き続き東海大学湘南校舎総合体育館で行われた秋季リーグ戦第9日目、専大は東海大と対戦するもやはり東海大の強さは健在で0-3のストレート負けとなった。
 
 専大は第1セットからなかなか実力を発揮できない。折々にスパイクを決めていくものの、やはり相手は昨リーグ全勝優勝の東海大。相手の攻めの勢いも止むところを知らず、14-25で第2セットへ。ここでは相手のミスが続き、専大は端場翔太(経済3・東亜学園高)らの攻勢で一時リードする場面もあった。セットを取れる気配を見せつつも、相手のタイムアウト後は逆転、そして点差を広げられこのセットも落とした。第3セットでは完全に相手の流れとなり、15-25。大敗を喫した。
 
 吉岡達仁監督は「今年は下級生中心のチームということもあり、耐える年なのだろう。現在の選手たちが経験を積んでいけば、さらに強いチームになるはず。今まで勝ちが多かったチームなので、負けが続くと精神的につらい面もあるのだろう」と昨年までの上級生が抜けた穴の大きさを示唆し、「残る2試合は開き直って、全身全霊を捧げて挑みたい」とリーグ最終戦についての思いも語った。
 
 注目選手も多く存在し、板宮築(経済2・川崎橘高)など今シーズンからスタメンに選ばれ、力を伸ばす選手もいる。技術的には上位進出の可能性もゼロではないチームである。課題とされる精神力の強化さえ上手くいけば、さらなる活躍も期待できそうだ。
 次の試合は一週空けての開催となる。悔いだけは残さぬよう、「全身全霊」で頑張ってほしい。



▲チームの柱、リベロの國弘翔太(経済3・宇部商高)

専大(14-25、19-25、15-25)東海大



(山内 夏穂・人間科学2、写真=尾島 里美・文1)




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