秋季リー​グ戦第5日目 国士大に勝利し勝ち越し‏


 9月19日に前日、前々日に引き続き、専修大学体育館で行われた秋季リーグ第5日目。専大は国士大と対戦。1セット目こそ取られたものの、その後のセットでは専大らしいプレーで3セット連取し、勝ち越しとなった。
 
 1セット目、序盤はどちらも譲らぬ一進一退の攻防であったが、国士大の二回目のタイムアウト後、相手に連続得点を許しセットを先取されたが、2セット目からは専大もリズムを取り戻しアタックを決めていく。特に今回も長友優磨(商2・都城工高)の活躍で点差を広げ、セットを奪い返した。 
 セットカウント1-1で迎えた3セット目、ここはお互い譲れないところだが、専大はミスが続き相手にリードを許してしまう。しかし、後半に端場翔太(経済3・東亜学園高)の手にサーブ権が渡ると、一気に5点を連取し逆転。デュースに持ち込まれたが最後は山本湧(商1・東亜学園高)のアタックが決まりセットカウント2-1に。
 流れは専大へ。4セット目も序盤から大きくリードを取った。追い上げられる場面もあったが、そのままの流れでこの試合勝ち星を挙げた。
 
 試合後、長友は「1セット目を取られてしまって焦ったが、2セット目からは専大の持ち味であるサーブで崩すゲームができたと思う」と試合を振り返り、「今季のリーグは1部残留が目標。今後も全員バレーでがんばりたい」と残る6試合に向け意気込みを語った。
 
 そして吉岡達仁監督が「調子が悪いときに4年生が空気を変えてくれている」と話すように、何度か主将・大石龍二(経済4・崇徳高)の起用が見られた。主将としても、チームを引っ張る欠かせない存在なのだ。それらのことを踏まえ、これからの試合でもチームの状態をいかに良い方向に持っていけるかが重要になってくるだろう。秋季リーグ戦全11日のうち5日を終え、現在専大は6位。入れ替え戦を避けるためにも、一戦一戦攻めの試合を繰り広げてほしい。

専大(15-25、25-19、27-25、25-21)国士大


▲今後も「全員バレー」に期待



(山内 夏穂・人間科学2)





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