秋季関東大学リーグ戦開幕!初戦は1-3で黒星発進‏


 9月11日、専大総合体育館で秋季関東大学リーグ戦が開幕した。
 春に2部を優勝し、1部に昇格しての初の公式戦は、昨季1部2位の明大。初戦ということで、1セット目はコンビミスなど、浮足立つ場面が見られたが、サイド陣を中心に得点を重ねていく。しかし序盤から「相手はブロックがよかった」と栗山雅史主将(4・佐賀商高)が語るように、明大のブロックポイントが目立ち、2部なら通用したはずの専大のスパイクがシャットアウトされてしまうことも多々あった。
 2セット目は25-22で奪取し、セットカウント1ー1となった3セット目では、途中出場の端場翔太(2・東亜学園高)のサーブにより相手のサーブレシーブを乱し、終盤土壇場で追いつきジュースに持ち込む。しかしあと一本が決まらず再びセットを奪われリードを許す。
 そして4セット目。一時はダブルスコアで離されるがエース栗山を中心とし得点を重ね、セットポイントを先取する。ところがここでも相手が粘りジュースに。一進一退で専大も必死に食らい付くが最後は相手のスパイクが決まり1-3で黒星となった。


▲エースの栗山

 ジュースにもつれ込むセットが2セットもあり、流れがどちらに傾くかわからない、我慢の必要な試合となった。あと一本決まっていればと感じる試合であったが「惜しいではだめ。勝たないと意味がない」と吉岡監督は語った。栗山主将は「個々の力はあるがチーム力がないと実感した。自分たちはサーブで崩していくのが理想」と語った。


 専大1(20-25、25-22、25-27、30-32)3明大

【スタメン】
レフト  中村航太朗(4・宮崎工高)
レフト  長友優磨(1・都城工高)
センター 石川辰実(4・岡谷工高)
センター 井田康太朗(4・宮崎工高)
ライト  栗山雅史
セッター 上村哲史(2・鹿児島商高)
リベロ  杉本龍馬(2・聖隷クリストファー高)



(吉野瞳・文3)




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