東日本選手権大会 神奈川工大に3-0で圧勝!!


 6月17日から20日まで、東日本大学バレーボール選手権大会が行われた。本大会は春・秋リーグの対戦区分は関係なく、参加した63チームのトーナメント形式。勝ち進むほどに相手のレベルは上がり、実力が試される。試合会場は駒澤大学体育館、青山学院大学記念体育館、墨田区総合体育館の3会場。

 17日、墨田区総合体育館で行われた初戦の相手は神奈川工大。関東リーグ5部の所属である格下の相手を前に、選手たちはリラックスした表情でコートに入った。スタメンはレギュラーメンバーであったが途中交代し、1・2年生のチームへとシフトしていった。


 第1セット、出だし神奈川工大に2得点を許したものの、その後は専大の攻撃が炸裂。井田康太朗(4・宮崎工高)のAクイックや中村航太朗(4・宮崎工高)のレフトからの攻撃で連続得点。5-3と追い抜いた。その後も次々と得点し25-8でセットを奪った。

 続く第2セット。第1セットで得点率の振るわなかった主将栗山雅史(4・佐賀商高)、石川辰実(4・岡谷工高)に代わり、長友優磨(1・都城工高)、板宮築(1・市立橘高)がコートに入る。長友は角度のついたスパイクを、板宮はAクイックを決めるなど上級生に負けず劣らない活躍を見せた。怒涛の8連続得点を挙げ16-4と引き離すが、気の緩みからかサーブミスが続き失点。24-16と追い上げられるものの、最後は長友がきっちりスパイクを決めセットを連取した。

 第3セットも専大がリードする。井田に代わり孫兆涛(1・宇部商高)が、端場翔太(2・東亜学園高)に代わり杉本直弥(1・西湘高)がコートに入り、コート内は1、2年生のメンバーに。孫のAクイックや杉本のスパイクが効果的に決まり8点連取し、20-8と大きく差をつける。最後は板宮が相手の攻撃をブロックをシャットアウトし勝利を手にした。大幅なメンバーチェンジについて「主力が抜けて多少の心配はあったが、コートに入ったメンバーが打ちやすいようトスを上げようと意識した」とセッター上村哲史(2・鹿児島商高)は話した。


 試合後、栗山主将は「今日は負ける気がしなかった。しかし気が緩んだ場面で無駄なミスがあったので、気を引き締めて次の試合につなげていきたい」。上村も「次に控える試合は気を抜く場面が無いよう戦いたい」と話した。

【スタメン】
レフト  中村航太朗
レフト  端場翔太
センター 石川辰実
センター 井田康太朗
ライト  栗山雅史
セッター 上村哲史  
リベロ  國弘翔太(2・宇部商高)


▲スパイクを放つ長友優磨


▲セッター上村哲史



(小澤 幸希乃・経営2)




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