秋季リーグ最終試合 僅差で早大に敗れる



 10月18日、早稲田大学と秋季リーグ最後の試合が、駒沢大学体育館で行われた。昨日の対亜細亜大戦ですでに専大は2部6位が確定しており、今日の試合は消化試合となった。
 序盤からの積極的な攻撃で試合をリードする専大。しかし途中早大に得点を連取されるとそこから徐々に追いつかれ、ジュースまで持ち込むも第1セットを落としてしまう。     
 第2セットは栗山雅史(3・佐賀商高)、井田康太郎(3・宮崎工高)、中村航太郎(3・宮崎工高)の3枚ブロックや、中村の1枚ブロックなど守備が光り、セットを奪い返した。
 続く第3セットはアタックが次々決まり、25-19と差をつけ奪うが、第4セットはミスが重なりシーソーゲームの末、追いつかれてしまう。最終セットは前半を制するが、後半は早大の攻撃を断ち切ることができず、フルセットの末敗れた。

 秋季リーグは2部6位という結果であるが、怪我でスタメンから外れていた選手と代わって試合に出た選手が経験を積むことができたことは今後の試合に生かされるだろう。12月に行われる全日本インカレでは目標とするベスト4を勝ち取ってほしい。


▲ブロックする石川(手前)、大石(奥)


▲スパイクを放つ栗山


【スタメン】
レフト  大石龍二(2・崇徳高)
レフト  中村航太郎
センター 石川辰実(3・岡谷工高)
センター 井田康太朗
ライト  栗山雅史
セッター 上村哲史(1・鹿児島商高)
リベロ  杉本龍馬(1・聖クリストファー高)


【コメント】栗山雅史
「今日は最後の試合なので思いっきりやろうということと、気持ちよくやろうということを意識してやった。敗因は競った場面などで気持ちが入っているときはどんなスパイクも決まるが、大人しくなって勝負所が決められなかったこと。中村がスパイカーとして復帰したことで、レシーブ面とかディフェンスの面がかなり強化されるし、指示ができてチームがまとまるので、自分の負担が軽くなってだいぶやりやすくなった。リーグ戦を通して、負けた試合やフルセットの試合は全部おしい試合で、勝負どころや決めなければいけない場面で自分が決められたら全部勝てていたと思うので、そこを強化していきたい。次の大会の12月の全日本インカレではベスト4を狙えると思うのでエースの役割を果たしたい」

吉岡監督
「今日は気持ちがないわけじゃないが詰まってしまった。今季のリーグ戦はけがで始まり最後の最後までけがに泣かされた。ほぼすべての試合がフルメンバーで戦っていない。見ての通り力はあるし、ずば抜けているからベストの状態で戦えばそれなりの結果は出る。中村の代わりに入っていた杉本や大石にはいい経験をさせてあげられたし、今後のいい材料になった」
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(小澤幸希乃・経営1 写真=吉野瞳・文2)




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