秋季リーグ戦 決勝リーグ初戦は3-1で快勝



 10月11日に駒大体育館で決勝リーグ第1戦目の中央学院大戦が行われた。
専大は下位3校と戦い、最終的な順位が決定する。今日は1セット取られるものの、3-1で勝利した。

専大3(25-19、22-25、25-23、25-21)1中央学院大

【スタメン】
レフト  端場翔太(1・東亜学園高)
レフト  杉本龍馬(1・聖隷クリストファー高)
センター 石川辰実(3・岡谷工高)
センター 井田康太朗(3・佐賀商高)
ライト  栗山雅史(3・佐賀商高)
セッター 上村哲史(1・鹿児島商高)
リベロ  中村航太朗(3・宮崎工高)




 総当たり戦から1週間空き決勝リーグが始まった。今日からは中村がチームにリベロという形で復帰し、課題としていたレシーブから攻撃に繋げる守備の基礎が安定した。本来の力を取り戻したことによりいい流れで第1セットを先取する。第2セットも取られはしたがサーブで崩して相手のコンビミスを招いたり、バックアタックも効果的に効いていた。
 
 第3セットは1点が流れを左右する接戦となったが、要所でエース栗山のスパイクが決まり接戦を制した。第4セットは常にリードする展開。中盤にはセンターの石川がフェイントや1人時間差などでブロックのタイミングをずらすなど、後がなく必死に食らいついてくる中央学院大を突き放し3-1で勝利した。

 下位リーグの4校のうち、下位2校は3部との入れ替え戦に出場することになる。それを避けるには次の試合で勝つことが絶対条件だ。来季の1部復帰を目指すためには残りの2戦も連勝して有終の美を飾りたいところだ。


   
▲リベロとして出場した中村                           ▲スパイクを打つ栗山


吉岡監督
「中村が戻ったが本来のポジションに入れなかったから不安はあった。でも先週1週間、中村をリベロとして練習をしてきたから、それが功を奏した。本当はサイドで戻ってきてほしかったが、足の状態がよくないので守備だけでも、と思って出した。だからサーブレシーブはよかった。中村には絶対的な信頼があるので、1年生が精神的に安心してプレーできる。残りは2戦あるが、あと2つ取るだけ。亜細亜が先だから勝って入れ替え戦を回避したい。選手には3部の入れ替え戦が待っていると言って気持ちを喚起している」

中村航太朗
「チーム力というよりか今回は個人力で勝ったような気がする。監督さんに起用を言われたのは、ちょうど1週間前ぐらい。代わりに出ている杉本は1年生ながら頑張っていると思う。残り2戦は下位リーグでも負けたことがあるチームが残っているので、そこに勝って終わりたいと思う」



(吉野瞳・文2、写真=小澤幸希乃・経営1)




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