秋季リーグ戦 予選リーグは2勝5敗で終える



 9月20日に亜大体育館で秋季リーグ第7戦目の国士大戦が行われた。昨日の試合で敗れ、下位リーグが決定している専大の今日の相手は、今季無敗の国士大。フルセットで粘りを見せたが、2-3で惜しくも敗れた。

専大2(19-25、21-25、25-18、25-18、10-15)3国士大

【スタメン】
レフト  簑島義英(3・秦野南ヶ丘高)
レフト  端場翔太(1・東亜学園高)
センター 石川辰実(3・岡谷工高)
センター 井田康太朗(3・佐賀商高)
ライト  栗山雅史(3・佐賀商高)
セッター 上村哲史(1・鹿児島商高)
リベロ  國弘翔太(1・宇部商高)


    
▲アタック打つ杉本                          ▲よろこぶ選手たち


 第1、第2セットと無敗で波に乗っている国士大に連取され、あとがなくなった専大は第3セットの序盤に石川のクイックから6点連取して一気に主導権を奪い返す。一時はダブルスコア離し、春の勢いが思い出される場面があった。第2セットから簑島に代わって入った杉本龍馬(1・聖隷クリストファー高)はバックアタックにブロードにとあらゆる攻撃を仕掛けては決まり、自身も今日の出来を80点と高評価した。最後はエース栗山のバックアタックで締めると、続く第4セットも中盤栗山・端場・杉本の連続ポイントで第5セットへ繋いだ。最終セットは8点のコートチェンジまでどちらも譲らぬ展開を見せていたが、終盤に際どいラインを狙って打ったスパイクが僅かに外れるミスなどもあり相手に連続4点連取され、フルセットを制すことができず敗れた。



吉岡監督
「今日は栗山と石川が気持ちで引いていた。杉本を中心に1年生はよく頑張っていた。うちはメンバーチェンジをしてから攻撃の幅が広がって流れも向いてきた。うちは攻撃能力があってもディフェンス能力がない。1、2セット目はチャンスボールでも向こうに返ってしまうし、サービスエースが何本も取られていた。ディフェンスが相手のコートに返らないようにカットがちゃんとできるとうちのリズムに繋がる。5セット目は25点あれば力のあるほうがセットを取れるが、15点だと気持ちが逃げたほうが負けるので最終セットは専大の気持ちの弱さが出てしまった。中村が戻ってくれば今みたいな苦しい展開はないと思う。次は勝ちます」

杉本龍馬
「今日は結構動けたと思います。自分にはラッキーな所があって、そこでチームに貢献できたのはよかった。中村さん(航太朗・商3・レフト)が怪我で外れていてチームが苦しいので、中村さんに近いプレーを意識してやりました。ブロックに関しては、先輩たちは身長が高くてブロックがうまい人が多いので、今日も結構決まっていたと思います。自分で点数を付けるとしたら、運がよかったということで80点ぐらいです。今は同期の1年生がほかに3人頑張っているので、心強くてやりやすいです。残りの10月にある試合では出るか分からないが、出た時にはしっかり自分の役目を果たしたいです」


◆秋季決勝リーグ戦日程
10/11 vs中学大 Aコート第1試合
10/17 vs亜細亜大 Bコート第1試合
10/18 vs早稲田大 特設コート第2試合

会場はすべて駒大玉川キャンパスです。



(吉野瞳・文2、写真=小澤幸希乃・経営1)




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