【テニス部】関東大学対抗選手権 女子準優勝、男子3位と大躍進
 12月16日に関東大学対抗テニス選手権が亜細亜大学日の出キャンパスで行われた。
今大会はシングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合による対抗戦で行われ、女子は決勝戦で早大Aと、男子は早大Bとそれぞれ対戦した。
 
 女子はシングルスで2試合を落とすと、全日本ベスト8の金子真理子(文2・秀明八千代高)もセットカウントで敗れ、全く歯が立たない。さらにダブルスで出場したインカレ8連覇中の早大に強さを見せ付けられる結果となった。
 
 一方男子は王者早大を圧倒した。相手はベストメンバーではなかったが、シングルス2試合、ダブルス1試合で勝利を収め見事三位に輝いた。

 試合後、女子の平田監督は「上出来の結果であった。夏に比べて早大との差は内容的にも課題が見えたと感じた。(この結果を)プラスに捉えて精神的に強くなってほしい。チーム内での差が大きいのでその差をなくしていきたい」とコメントし、新体制として臨んだ大会を振り返り、来年のインカレリーグに向けて手応えを感じていた。
 
 また男子の岡監督も「(準決勝の)早大Aとの試合もあと一歩のところで勝ちきることができなかった。決勝で勝てたことで結果もよく良い経験ができた。チームの底上げが大事となってくるのでしっかりと2月までトレーニングに集中したい」と早大との差が縮まってきていると実感していた。

男子も女子もチームの底上げを課題として挙げていた。今年最後となった試合で課題がはっきりしたのはよい収穫ではないだろうか。この結果を来年9月のインカレリーグに活かすトレーニングに集中できるのは2月まで大会のないこの時期だけ。年の明けた2013年、見事な変化ぶりを期待したい。



▲ 準優勝を喜ぶ女子テニス部(女子テニス部提供)


▲ 健闘を見せた野口直(経済1・獨協埼玉高)と野原鴻(経営3・足利工大付高)



(曽雌達哉・文1=写真も)




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