関東学生テニス選手権大会 女子ダブルス重藤・難波組が準優勝‏


 関東学生テニス選手権大会が8月16から24日まで百合丘ファミリーテニスクラブほかで行われ、女子ダブルスで重藤真知子(文3・筑陽学園高)・難波沙樹子(文2・新宿山吹高)組が準優勝。男子ダブルスで渡辺輝史(商2・湘南工科大附高)・野原鴻(経営1・足利工大附高)組がベスト4入りを果たした。

 今大会第1シードで出場した重藤・難波組は苦手なクレーコートながらも、好調さを見せ順当に準決勝に進出。準決勝ではストロークで相手を揺さぶり、6-3、4-6、6-4とフルセットの末、競り勝ち決勝に駒を進めた。決勝の相手は今大会第2シードの早大ペア。第1セットは互いにキープし合い、一進一退の攻防が続く。タイブレークまでもつれ込んだが、ミスが重なりゲームを落としてしまう。相手の早い展開に緩急をつけて流れを変えようとするも、終始ペースをつかむことができず、6-7(3)、5-7で惜しくも敗れた。

 男子ダブルスでは、野原が背中を肉離れしながらも勝ち進み準決勝へ。第1セットでは、ブレークし自分たちの流れをつかんでいたが、第2セットから相手が調子を上げ始め、ペースを崩される。攻めのプレーで攻撃を仕掛けるも6-3、3-6、4-6で敗れた。
 1年生ながらも今大会ベスト4入りを果たした野原はケガをしていたものの、準決勝ではサービスゲームを1つも落とさず大健闘。サウスポーである野原のサービスは相手選手もリターンでミスを連発していた。「サービスには自信を持っています」と試合後のインタビューで話し、リーグ戦での活躍に期待。念願の1部昇格を果たしてほしい。


▲準優勝した重藤・難波組


▲ベスト4入りを果たした渡辺・野原組

重藤
「自分たちにもチャンスはあったし、勝てる試合だった。今大会の反省をインカレに向けて修正していきたい」

難波
「気持ちで負けないように強気なプレーをした。大事な場面でポイントが取れなかったのが敗因だと思う」

渡辺
「第2セットから踏ん張りが足りなかったと思う。自分のサービスが良くなかったので、前に出にくかった。これからはサービスのコースや確率を良くしていきたい」

野原
「サービスに自信を持っていたので、自分がサービスを入れれば、渡辺さんが前でポイントを決めてくれると思っていたので安心してプレーできた。第3セットで渡辺さんにボールを送ってしまっていたので、負担になってしまったと思う」



(菅原亜美・文3、撮影=川村真樹・文1)




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