東京オープンテニス選手権 重藤・小金井組が優勝、小金井がベスト4

 第46回東京オープンテニス選手権が4月19日から25日まで、東京都の有明テニスの森で行われ、女子ダブルスで重藤真知子(3・筑陽学園高)・小金井理恵(3・湘南工科大付高)組が優勝、シングルスで小金井がベスト4入りを果たした。今大会は雨天により試合日程が延びたため、コンディションの調整が難しいものとなった。
 シングルスで準決勝に臨んだ小金井は、安定したストロークで第1セットを6-4で先取。第2セットからは長いラリーが多く見られる。しかし相手の粘りが勝り、逆転負けを喫した。
 ダブルス決勝の相手は同じ関東リーグに属する早大の大竹・桑田組。試合は6‐2、1‐6と互いに譲らずタイブレークへ突入するも、小金井が「流れを取り戻せた」というように10‐0でタイブレークを制し、勝利を収めた。
 重藤・小金井組は同大会2連覇。専大勢としては3年連続の優勝を決めた。重藤は「最初から優勝を狙っていたのでうれしい。シングルスでは結果を残せず悔しかったので、ダブルスで挽回できてよかった」と、小金井は「連覇については意識せず、自分たちの納得いくプレーをしようとペアで話していた。プレッシャーはなかった。シングルスは調整がうまくいかず、今回のような長い大会では精神的なタフさもないと勝てないと思った。次の試合に向けて課題がいろいろ見えてきた」と話した。



シングルス準決勝
●小金井 1【6-4、6―7、6-10】2 ○上吉原あい(アウリンTC)


ダブルス決勝
○重藤・小金井組 2【6-2、1-6、10-0】1 ●大竹・桑田組(早大)



▲スマッシュを決める重藤(右)・小金井(左)組



(伊藤 和希・経営2)




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