全日本大学対抗王座決定試合 福岡大に5-0で勝利!



 10月30日に全日本大学対抗王座決定試合が愛知県名古屋グリーンテニスクラブで行わた。第3シードの専大は2回戦からの登場となり、福岡大を5-0とストレートで破り、ベスト4進出となった。
 D1で登場した重藤真知子(2・筑陽学園高)・難波沙樹子(1・新宿山吹高)ペアが終始サービスゲームをキープし、安定したプレイを見せた。重藤が強烈なスマッシュを叩き込む場面もあり、インカレ覇者の貫禄を見せつけた。続くD2は藤井友里(4・椙山女学園高)・小金井理恵(2・湘南工大附高)ペアは小金井が積極的にポーチにつき、第2セットは1ゲームも与えず試合を終えた。S3木川里奈(2・共栄学園高)、S2松山芳(4・静岡市立高)はストローク戦となったものの、ストレートでゲームを制した。S1藤井は試合後「バックハンドの時に足が止まっていた」と話すように、バックハンドでのミスが目立った。しかし、自分のプレーを立て直し、流れを徐々に引き戻す。相手のペースが崩れ始めると、気を緩めることなく戦い抜き、第2セットを2-1から4ゲーム連取し見事勝利した。


▲ガッツポーズをする藤井


▲しなやかなバックハンドを打つ松山

松山主将
「全体的に調子は良いと思います。今いる選手たちは誰も王座の経験が無いので、チャレンジ精神を持って明日の試合を頑張りたい」
藤井
「シングルスでは同じミスをしてしまい、考えこんでしまった。でも、結果勝つことが出来て次につながる試合が出来た。明日の試合も楽しんでやりたい」
佐藤雅幸監督
「明日の試合はいい状態で戦えると思う。専大は他と違って選手層が厚くないので、勝ち抜くために色々考えなければいけない。相手には隙を見せずにやっていく」
平田大輔コーチ
「今日の試合は明日の準備ができたゲーム内容だったと思う。次の試合が本番。空気にのまれなければいい戦いが出来る」

<結果>
専大 5-0 福岡大
D1 ○重藤・難波 6-4、6-1 石田・長●
D2 ○藤井・小金井 6-2、6-0 溝口・吉岡●
S1 ○藤井 6-2、6-1 長布●
S2 ○松山 6-2、6-1 石田●
S3 ○木川 6-2、6-0 吉岡●



(菅原亜美・文2)





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