インカレ女子ダブルス重藤・難波ペアベスト４進出！



　全日本学生テニス選手権大会(インカレ）が８月６日から東京都・有明テニスの森で行われ、今日で７日目。男女単でベスト８、男女複でベスト４を懸けた試合が繰り広げられた。今年の関東学生トーナメント（春関）でベスト８を決めた重藤真知子（２・筑陽学園高）・難波沙樹子（１・新宿山吹高）ペアが準決勝に駒を進め、女子シングルスでは藤井友里（４・椙山女学園高）が粘りの試合を見せたが、惜しくも敗れベスト１６となった。

大きな大会で組むのは初めてという重藤・難波ペア。立ち上がりから早いラリー展開が続き、相手に主導権を握られる。流れが掴めず第一セットを落としてしまう。しかし第２セットから本来の　　プレースタイルである重藤がボレー、難波がストロークのコンビプレーが見られるようになった。相手の早いラリー展開に安定したストロークで返す難波。そして、浮いた球を強烈なスマッシュでポイントを決める重藤。持ち味を出し切り「ファイナルからは自分達のプレイ」と重藤のいう通り、第３セットは相手に１ゲームも与えずベスト４入りを果たした。明日の決勝に向けては「ここまで来たら勝ちます！」と声を揃えて意気込みを語ってくれた。

シングルスのベスト８を懸けた試合の相手は昨年の関東学生選手権大会（夏関）の準決勝で当たり敗れてしまった相手。そして今大会で第２シードである早大の井上選手。第一セットから長いラリー展開。１ポイント１ポイントが長く、相手の鋭いコースに打ち込んできたショットを必死に打ち返す藤井。一進一退の攻防が続いたが５－７と第一セットを取られる。第２セットはサービスゲームをキープし流れを引き寄せる。しかし、ショットミスやイージーミスがが相次ぎ、最後まで粘りのプレーを見せたがベスト８進出はならなかった。藤井は「大会が始まってから調子は良くなかった。２回戦で負けそうになったが皆の応援で勝てた。自分がここまで来れたのもチームのおかげ。

負けても楽しもうと思っていました」とすっきりとした顔で大学最後の個人戦を振り返った。


結果
＜準々決勝＞
女子ダブルス
●重藤・難波　２－６、６－４、６－０　福井・大竹（早大）○

男子ダブルス
○干場義政（４・法政第二高）・渡辺輝史（１・湘南工大附高）　６－７（０）、６－７（０）　栗山・太刀岡（法大）●

＜４回戦＞
女子シングルス
○藤井友里　５－７、５－７　井上（早大）●



（菅原亜美　文２）