関東大学春季リーグ1日目 ともに開幕戦勝利!!
卓球・全日本大学春季リーグが開幕。今シーズンの幕開けである。 専大が男女ともに所属する1部リーグは東京・代々木第2体育館にて、土日を除き12日(火)から20日(水)まで、計8チームが総当たり形式で対戦し順位を決める。(8位は2部1位と入れ替え戦) 試合形式としては5セットマッチ。最大7試合行われ、先に4勝した方が勝ち星を得る。 リーグ戦はこの春季と、9月に行われ秋季リーグがある。 最近のリーグである昨期の秋季リーグは、男子が4位・女子が3位(どちらも8チーム中)とともにAクラス入り。今期はさらなる飛躍が期待される。
12日は大会初日が行われ、専大は男子が埼玉工業大学(秋季6位)と、女子が中央大学(秋季7位)とともに11:00から対戦。
男子は最大の売りであるダブルスとエース・徳増で勝ち星を落とす厳しい展開も、若手が奮起。2年生石井が1試合目を勝利し先手を取ると、同じく2年の江藤も3-1の快勝。 また注目は3試合目に出場した1年生田中。専大入学後初めての公式戦も、物おじしない卓球を披露。1ゲーム落としたものの、3-1で初勝利。ゲーム数で追いつかれたあとの試合で、やな流れを食い止めた。 最後はもう一人の4年生エース・森田が圧巻のストーレート勝ち。トータル4-2で埼玉工業大学を下した。
女子は最終7試合目までもつれる白熱戦となった。 初戦で田村が黒星を喫するも、昨期学生チャンピオンのエース・高が格の違いを見せつけ、ストレート勝ち。試合を振り出しに戻す。続くダブルス1の榊原・原組。今年の目玉新人である原は公式戦初めての試合。また同時に、このペアはこれが初めてのお目見えとなった。試合は1ゲームを奪ったものの敗戦。しかし今後に期待の持てる内容だった。 1-2と再びリードを許しての試合。今度は原がシングルスで登場。ダブルスの雪辱を晴らすかのように3-1で下し、こちらも入学後初勝利を挙げた。 その後1勝ずつを取り合って、迎えた第7試合。「この試合に勝った方が勝ち星を得る」という、緊張感漂っていた。しかし出場した天野は、それに動じず落ち着いたプレーでポイントを奪っていく。途中1セットを落とすも、終わってみれば3-1の快勝。トータル4-3でなんとか勝利を果たした。
試合詳細
男子
専修大学 4-2 埼玉工業大学 第1試合 石井匠(2・東山高) 3(11-6 8-11 7-11 11-9 11-7)2 伴誠也 第2試合 徳増信弥(4・杜若高) 0(6-11 9-11 10-12)3 胡彦广 第3試合 田中健奨(1・滝川二高) 3(11-6 11-9 7-11 11-5)1 尾前龍太郎 第4試合 徳増信弥・森田翔樹組 2(11-6 8-11 11-5 9-11 8-11)3 小野達也・小笠原笑太組 第5試合 江藤遼(2・明豊高) 3(9-11 11-8 11-4 11-6)1 小野達也 第6試合 森田翔樹(4・青森山田高) 3(11-7 11-8 12-10)0 平屋広大
女子
専修大 4-3
中央大 第1試合 田村望(4・就実高) 0(5-11 6-11 7-11)3 中山翠 第2試合 高瑜瑶(3・秀光中等教育高) 3(11-4 11-7 11-6)0 根本理世 第3試合 榊原恵・原ちひろ組 1(8-11 9-11 11-3 6-11)3 中島慶子・坂本夕佳組 第4試合 原ちひろ(1・青森山田高) 3(9-11 11-4 11-5 11-8)1 雲丹亀司 第5試合 天野友未・樽見早由利(2・富田高)組 3(11-6 11-9 11-8)0 岡野あいみ・根本理世組 第6試合 榊原恵(2・武蔵野高) 2(7-11 11-6 5-11 14-12 9-11)3 倉林奈保 第7試合 天野友未(2・日南学園高) 3(11-7 5-11 11-9 11-3)1 岡野あいみ
明日は男子・大正大戦、女子・東京富士大戦がともに午後0時から行われる。
(馬場雄也・ネット情報3)
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