氷上インカレ 連覇ならずも、総合準優勝!



 1月6日から9日まで、星野・石幡記念日光霧降スケートセンターで第82回日本学生氷上競技選手権大会が行われ、専大はスピードスケート部門で総合準優勝を果たした。アイスホッケー部門では同大に1-3で敗れ、初戦で昨季と同じ相手に苦杯をなめた。

 専大スピードスケート部は本大会で過去に12度の総合優勝経験をもつ名門であり、昨年はエース・道下の活躍で10年ぶりの戴冠となった。今年は惜しくも優勝は逃したものの、チームパシュートで連続部門優勝。昨年は伸び悩んだ短距離でも入賞が目立ち、各部門での活躍が光った。

【記録】(競技はいずれも男子競技)

○500メートル
4位 大塚樹(1・吉田高)
5位 山越竜輔(3・嬬恋高)
9位 土井優斗(3・白樺学園高)

○1000メートル
3位 武井博史(1・上伊那農高)
5位 坂井洸太(2・白樺学園高)
8位 山越竜輔

○1500メートル
2位 坂井洸太
8位 武井博史
11位 小野泰幸(4・白樺学園高)

○5000メートル(QS)
2位 蓑田翔(3・白樺学園高)
3位 松尾駿(2・八戸西高)
5位 佐山敏幸(4・池田高)

○10000メートル(QS)
3位 蓑田翔
7位 松尾駿
8位 佐山敏幸

○2000メートルリレー
5位 大塚・土井・木幡・山越

○チームパシュート
優勝 蓑田・佐山・坂井

総合 準優勝!!

【選手コメント】

蓑田翔
―個人で好成績をとったことについて
「チームとして総合優勝を目指してきた。個人で出した成績でチームに貢献できかことが嬉しい」
―パシュートで優勝したことについて
「パシュートは1位を目指していた。総合優勝がかかっていたので重要なレースだった。3人で滑ったことでチームの結束も感じたが、リンクサイドの応援の声が力強い支えとなり、チームが一丸となったことを実感できた」
―本大会を振り返って
「総合優勝は逃したが、実力的には優勝を狙えることが分かったし、手ごたえも感じた。来シーズンは4年生に良い結果を報告したい」

木幡哲也
―リレーを滑って
「総合優勝するにはリレーでもポイントを取りたかったが、5位という結果で思うようにポイントが取れなかった。普通に滑っていればよかったのだが、途中で転倒してしまうアクシデントがあり、不本意な結果となってしまった。しかし、チームで総合2位という結果を残すことができてよかった。精一杯滑れたと思う」

坂井洸太
―本大会を通して
「総合優勝を目指してきた。個人の結果よりもみんなのためにポイントを取らなければ行けなかった。パシュートのほうは、リレーで失敗してしまった分、そっちで頑張ろうと思った。来年こそ優勝したい」

武井博史
―本大会を通して
「昨年はインカレに出場できなったので、今年初めて出場できて納得のいくすべりができたので良かった。この経験を来年につなげていきたい。チームでインカレ総合優勝をめざしてきた。来年はチームとしても個人としてももう少し頑張れば総合優勝にとどくと思うので、新しい課題が見つかった準優勝だと思う」



(経営1・小澤幸希乃)




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