全日本選抜で蓑田、2冠達成!


 第43回全日本選抜スピードスケート競技大会が2月27日から3月1日まで岩手県営スケート場で開催され、5000m、10000mで蓑田翔(経営2・白樺学園高)が優勝を収めた。
 2種目を制した蓑田は「大会前は優勝できるとは思っていなかったので、素直にうれしいです。ユニバーシアードで出場している先輩たちの頑張りを聞いていたので、僕らも頑張らないと、と思って滑りました」。
 今シーズン最後の大会で2冠を達成し、チームもインカレ、関カレでも優勝に輝くなど、スピードスケート部にとって最高のシーズンになった。しかし、蓑田は「みんなが力を合わせて、良い成績を残してきたが、まだまだ個々は自らの目標を達成できた訳ではなかった」と話す通り、主将の道下雅史もシーズンを通して目標にしてきたワールドカップ出場は叶わなかった。
 「まずは、ワールドカップの前半戦に出場すること、そして来年はオリンピックイヤーなので、高い目標かもしれないが、バンクーバーを目指して頑張りたい。また、4年生がいなくなったから、スピードスケート部が弱くなったなどを言われないようにチームが強くあり続けたい」と目標を語ってくれた。
 また今大会、松尾駿が3000mで2位、10000mでも佐山敏幸が2位に入賞を果たし、表彰台に上った。
 今シーズンの成績だけに満足することなく、さらに上を目指して、目標を持つ蓑田翔は、道下の後を追って、来シーズンも活躍してくれること間違いないだろう。

成績一覧 (チーム最上位のみ掲載)
500m  10位 土井優斗 ①00:37:73 ②00:37:80
1000m 8位 坂井洸太 01:16:45
1500m 5位 小野泰幸 01:57:57
3000m 2位 松尾駿  04:09:55
5000m 優勝 蓑田翔  06:58:87
10000m 優勝 蓑田翔  14:29:54

(佐山 竜太・経済2)



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