08年シーズンを振り返る
10月24~26日 第15回全日本スピードスケート距離別選手権大会
男子1500m 17位 小野 泰幸 01:53:79
男子5000m 8位 道下 雅史 06:47:79
[チーム最高順位のみ掲載]
待ちに待ったウインタースポーツの季節が来た、10月下旬に長野市オリンピック記念アリーナ(アリーナ)で行われた全日本距離別選手権は、ワールドカップ日本代表の選考会も兼ねており、日本屈指のトップスケーターが集まる。
専大は、男子1500mで道下の8位が最高で、表彰台には届かなかった。道下は昨年、同大会で1500mを6位、5000mで4位に入賞しただけに今回は悔いの残るレースになってしまった。
試合後のインタビュー
道下雅史
「代表を目指していただけに悔しい。まだ代表のチャンスはあるので、そこに照準を合わせて頑張りたい」
11月21~23日 第16回苫小牧ハイランドスピードスケート競技会
男子500m 14位 土井 優斗 1、00:38:18(15) 2、00:37:62(14)
男子1000m 優勝 今野 陽太 01:14:78
男子3000m 2位 道下 雅史 04:03:76
[チーム最高順位のみ掲載]
試合後のインタビュー
今野 陽太
「自分のメインの3000m(49位)では調子が出ず、思うような結果が出せなかった。なので、1000mで優勝ができたことは、今後の大会に弾みがつくと思う」
29、30日 第32回真駒内選抜スピードスケート競技会
男子1000m 13位 山越 竜輔 01:17:33
男子1500m 4位 今野 陽太 01:54:55
男子3000m 4位 小野 泰幸 04:07:23
男子5000m 優勝 道下 雅史 06:51:61
男子10000m 2位 道下 雅史 14:32:05
[チーム最高順位のみ掲載]
真駒内選抜競技会が北海道立真駒内屋外競技場で開催され、道下雅史が男子5000mで、6分51秒61で優勝を果たした。また、10000mでも2位に入った。道下は、「優勝ができて素直にうれしい」と話した。レースについては、「5000mは力まず、楽な気持ちでレースに臨めたので、積極的な滑りができ、優勝につながったと思う。10000mの方は終わって、タイムを見た時、1位とあまり差がなかったので、もっと早い段階で勝負にいけばよかったとは思った」と振り返った。
11月に入りシーズンも本格的に始まり、大会もたくさん控えている。次の大会に向けての意気込みを聞くと、道下は「次の大会からワールドカップ組も帰ってきて、出場すると思うので、その中で上位に入れるように頑張りたい。全日本選手権に向けて弾みがつく大会にしたい」と答えた。
他にも1500mで今野陽太が、3000mで小野泰幸が、そして5000mで佐山敏幸がそれぞれ4位に入賞した。
12月5~7日 第39回松本浅間選抜スピードスケート競技大会
男子1500m 3位 今野 陽太 01:53:63
男子5000m 5位 道下 雅史 06:54:89
[チーム最高順位のみ掲載]
11、12日 第28回全日本学生スピードスケート選手権大会
男子スプリント総合(500m、1000m) 8位 山越 竜輔 150.355p
17、18日 第77回全日本スピードスケート選手権大会
男子総合(500m、1500m、5000m、10000m) 9位 道下 雅史 163.955p
男子1500m 3位 今野 陽太 01:53:27
[チーム最高順位のみ掲載] 第77回全日本スピードスケート選手権大会は、4種目(500m、1500m、5000m、10000m)の総合得点で順位が決まる。専大では道下雅史が総合9位に入賞する健闘を見せた。また1500mで今野陽太が総合優勝した平子裕基(関西病院)を制して、1分53秒27で3位に輝いた。 1500mで表彰台に上がった今野は「W杯組も帰ってきた中で、3位になったことは素直にうれしいし、自信にもなる」と話し、総合9位の道下は、「今シーズンで一番目標にしてきた大会だったので、個人的は悔しい。勝ちたいという気持ちが先行してしまい、本来の自分の滑りができなかった」と振り返った。
年が明け、すぐにインカレが始まる。「スプリント陣も結果を出したり、今大会でも今野が表彰台に上がったりと、チームはみんなが調子を上げてきていると思う。選手が自分の力を発揮できれば、次のインカレでは優勝も夢ではないので、とにかく頑張りたい」と道下が言うように、スプリント陣も長距離陣も良い流れできている。かなり来月のインカレでの専大の活躍が期待できそうだ。
12月5から7日には松本浅間選抜が行われた。雨のためレースが順延するといったこともあったが、1500mで今野が3位、坂井洸太が4位、5000mで道下が5位にそれぞれ入賞した。
また同月11、12の両日には第28回全日本学生スピードスケートスプリント選手権が行われ、山越竜輔が総合8位となった。
今野は松本浅間選抜、全日本でも1500mで3位となる活躍を見せてくれている。「大会を一つ一つ経験し、良い感じに結果が残せている。来年のインカレでは自分自身もチーム全体でも優勝したいと思う」と力強く、次に向けての意気込みを話してくれた。
年が明け、いよいよインカレが始まる。専修大学は、それぞれ個人が順調に仕上がってきている。特にキャプテン・道下、4年生・今野を中心に大学日本一を目指す。本人たちも優勝を狙える自信を持っているので、次のインカレに期待がかかる。
(佐山 竜太・経済2)