【サッカー部】関東リ​ーグ第9節日体大戦 同点も首位で前期折り​返し

5月26日、Shonan BMWスタジアム平塚にて関東大学リーグ第9節日体大戦が行われた、1-1の引き分けに終わったが、首位で前期リーグを終了した。
前半から相手に引いて守られ、崩しきることができない。すると前半21分。相手のカウンターをくらいCBの連携ミスか失点してしまう。専大は攻撃を封じられながらも30分、バイタルエリアでのFWの山川翔也(経営2・新潟西高)と前澤甲気(経営3・清水商業高)のワンツーから抜け出したMF下田北斗(人間科学4・大清水高)がゴール左のサイドネットに突き刺し、地元“平塚”で同点ゴールをあげる。前半は1-1の同点のまま折り返す。
後半、専大ペースで試合が進む。ボールを圧倒的に支配し、相手エリアでゲームを組み立てるも最後まで崩しきることできない。「少し雑になっていた」と下田が語るように、ペナルティエリアの中までボールを運ぶことができない。後半はお互いに点を決めきれることができず、1-1で終了。上位対決は勝ち点1を分け合う形となった。
この試合、シュート数が前後半通して6本と本来の半分近く少ない数字であった。相手の守備がしっかり機能していたことが数字を見るだけでもわかるであろう。
今節で前期が終了。7勝1敗1分で2位との勝ち点差2をつけ、単独首位で前期を折り返す。また、得点ランキングでは8ゴールをあげている長澤和輝(経営4・八千代高)が1位、1ゴール差で仲川輝人(商2・日体荏原高)が追う展開である。アシストランキングは長澤、仲川、北爪健吾(法2・前橋育英高)、稲葉圭吾(商4・帝京第三高)の4人が並んで首位に立っている。
関東大学リーグは9月に再開される。そして6月にはアミノバイタルカップ、それを勝ち上がれば8月に総理大臣杯が行われる。持ち前の攻撃力が爆発することを願っている。

(曽雌 達哉・文2)
 
 
     同点ゴールを決めた下田選手
 
 選手コメント
 
長澤選手
「(今日の試合を振り返って)日体大の守備の意識が高かった。点を取れず悔しい。(前期リーグを振り返って)前半リーグは探求されている守備をどう崩すかが課題だった。無駄な失点をなくし、確実に点を取っていきたい。(アミノバイタルカップに向け)トーナメントは今までの戦い方とは違う。トーナメントモードに切りかえて1戦1戦大切にしたい」
仲川選手
「(試合を振り返って)先制点を取られたがその後1点決められたので良かった。そこからさらに2・3点取りたかった。(前期リーグを振り返って)先制点を取られる試合が多かった。失点をせず、1戦1戦負けずに戦いたい(アミノバイタルカップに向け)自分達がボールを保持し守備を崩していきたい。」
北爪選手
「(試合を振り返って)昨年引き分けた相手で勝ち点3にこだわっていた。自分たちのサッカーができていなかった。(守備が課題と言われているが)昨年の(鈴木)雄也さんのようなリーダーシップを取れる人がいない分、協力的に質を上げていきたい。もっと無失点の試合を増やしたい。(アミノバイタルカップに向け)優勝して関東1位で総理大臣杯を望みたい」
下田選手
「(今日を振り返って)相手が引いてからカウンターという戦術をとり、先に失点してしまった。反省が生かしきれていなかった。(崩しきれていなかったが)ラストパスやトラップが少し雑になってしまった。運動量を上げていきたい。(アミノバイタルカップに向け)連戦になるのでしっかりと準備していきたい。ベスト4以上を目標に力を見せていきたい」




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