【サッカー部】関東リーグ戦第6節対流経大戦 敵地で痛い初黒星
5月6日、龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにてリーグ戦第6節の流経大戦が行われた。CBで出場を続けていたDF本名正太朗(商4・新栄高)が欠場となるアウェーでのこの試合、勝ってGW3連戦を終えられるか。
強い向かい風の中始まった前半、厳しい競り合いで両チーム主導権を譲らない。14分、流経大にゴール前まで攻め込まれ混戦となったところ、相手の放ったシュートでDF北爪健吾(法3・前橋育英高)がハンドをとられ退場処分を受ける。そのプレーで与えたPKを決められ先制を許す。早い時間から10人で戦うことになり、焦りが出たのか21分にもPKを献上し失点。シュート0という専大らしくない試合運びで前半を終える。
2点ビハインドで迎えた後半、数的不利に苦しんでいた専大であったが徐々に10人でもボールが回せるようになる。68分、MF長澤和輝主将(経営4・八千代高)が頭で決め1点を返す。追い風ということもありペースは専大に傾いていたが83分に痛恨の失点。90分に長澤主将のCKがそのままネットに突き刺さるも反撃はここまで、2-3(前半0-2)と今季初黒星を喫した。
早い時間帯に北爪を失ったショックが大きかったのだろう。いつものパスサッカーを展開することができず、痛い敗戦となったが下を向いてはいられない。次節の相手はここまで1勝とスタートダッシュに苦しむ筑波大。北爪が出場停止となるが、相手も主将の谷口選手を欠いての試合となる。どちらも負けられない戦いは5月12日、味の素フィールド西が丘にて行われる。
▲2得点と奮起した長澤主将
長澤主将のコメント
「早い時間帯に北爪が退場処分をうけたこと、2本のPKを与えたことが最後まで響いてしまった。前半は風下だったこともあるがもう少し戦い方はあったはず。後半はチャンスも作れていたし、2点とれたので勢いはあったが3失点目が痛かった。ただ、ハプニングが続いているが悲観することはないと思う」
(鈴木 詩織・文3=写真も)