【サッカー部】関東リーグ戦第5節対国士大戦 退場者出るも連勝キープ
5月3日、味の素フィールド西が丘にて関東リーグ戦第5節の国士大戦が行われた。昨季苦しめられた相手だが開幕から続く連勝をキープできるか。
前半、立ち上がりから厳しく攻めてくる国士大に押される時間帯が続く。DF小口大貴(経済1・生田東高)、MF下田北斗(人間科学4・清水東高)が立て続けにするどいシュートを放つもネットを揺らすことができない。チャンスは作り出すも得点につながらないまま迎えた33分、MF長澤和輝主将(経営4・八千代高)を中心とした細かいパス回しから下田が左足を振り抜き先制点を叩き出す。
1点を追いかける国士大の猛攻は後半に入ると更に激しさを増す。カウンターから幾度もピンチを招くがGK福島春樹(法2・静岡学園高)のビックセーブで失点は許さない。対する相手GKもファインプレーをみせなかなか得点を奪えない専大であったが、69分にFW仲川輝人(商3・日体荏原高)が待望の追加点をあげる。逃げ切りたい専大であったが80分にPA内でファウルをとられ相手にFKを与えてしまい、その後のプレーでDF本名正太朗(商4・新栄高)が2枚目のカードをとられ退場。PKで1点を奪われるも残りの15分を10人で切り抜け2-1(前半1-0)と辛勝した。
決定機は作るも得点につなげられず、後半は一方的な相手ペースで試合を進められてしまった。GW3連戦、ラストは6日の流経大戦である。アウェーでの試合となるが今の専大イレブンには関係ないはずだ。
▲先制点をあげた下田
▲2点目を決める仲川
源平貴久監督のコメント
「シュートをあれだけ打てているからもう少し入ってほしかった。まだ決めるところで決めきれていない。小さなミスも多かったが、PKでの失点のみだったことは評価できる。序盤に比べるとチームは少しずつ良くなってきている。(次節にむけ)流経大は調子もよく、アウェーでの試合となるのでとにかく勝ち切れるようにしたい」
長澤主将
「試合全体をみても、ものにできるチャンスは多かった。1対1の場面で決め切れなかったのはチームの反省点。もっとフィニッシュにこだわっていきたい。FKをとられてしまったのは痛かったが、最後の15分を10人で抑えられたのは大きい」
下田選手
「(立ちあがりのシュートを外し)もっと自分に実力があれば決められたはずなので悔しい。得点シーンは相手がブロックを作っていてプレスにきていなかったので思い切り打てた。今までは、ゴールを決めたいという意識が強すぎたので今日はあまり考えすぎないよう試合に臨んだ。チーム全体で先制してから気が緩んでしまいプレーが雑になっていたのでもう少し高い意識をもたないといけない。まずはチャンスをものにしていかないと。1つのミスからカウンターを受けることが多いので小さなミスから減らしていきたい」
(鈴木 詩織・文3=写真も)