関東大学リーグ第2節 見事な逆転劇で2連勝


 4月14日駒沢オリンピック公園陸上競技場で、関東大学サッカーリーグ第2節、東洋大戦が行われた。前節同様、圧倒的な攻撃力をみせてほしい。

 前半、序盤から相手の前線からのプレスに苦しみ、中盤にボールが供給されずシュート数も3本に抑えられ、うまく流れをつかむことができない。すると41分に相手チームのエースの黒須選手にゴール前の混戦からゴールを許してしまう。東洋大は前半のシュート数がわずか二本と、少ないチャンスをものにされてしまう。

 後半、46分にシュートのこぼれ球を仲川輝人(商3・日体荏原高)が自ら拾い、フリーの長澤和輝(経営4・八千代高)にパス。それを冷静に流し込み、同点に追いつく。この得点以降、中盤を支配し始める。そして59分、相手のパスをパスをカットした小口大貴(経済1・生田東高)が裏へスルーパスを放つ。それに反応した稲葉圭吾(商4・帝京第三高)がGKとの1対1を決め、逆転。さらに83分に右サイドの仲川のクロスが山川翔也(経営2・新潟西高)にわたる。それを胸でトラップし、右足で放ったボレーシュートがゴールの右隅に決まり、ダメ押しのゴールをあげる。試合はこのまま終了し、3-1で勝利。
 
 次節に弾みをつける結果となった。
次節は4月20日江戸川区陸上競技場で慶大戦が行われる。


▲勝ち越しゴールを喜ぶ稲葉選手



▲ダメ押しゴールを決めた山川選手



源平隆久監督コメント
「(試合を振り返って)結果がすべての試合だった。前半DF陣がうまく機能していなっかった。後半逆転できたことは、チームとしてはよかった。(次節に向け)昨年一部で戦った相手なので集中して試合に臨みたい。」
長澤選手
「(試合を振り返って)前半は流れが悪くビルドアップがうまくいかなかった。ハーフタイムで話し合い、うまく持ち直すことができた(次節に向け)今日の改善点を直して、攻撃的で美しいサッカーをしたい。」
稲葉選手
「(自分が)交代寸前ということがわかっていたので最後に何かしよう、という気持ちでした。ぼてぼてだったが決められてよかった。」

 山川選手
「前節はチャンスで決めきれなかったので、今日はどうしても得点をあげたかった。シュート練習を繰り返していたので自信はあった。(次節にむけ)途中出場でも試合の流れに早く溶け込めるように準備して臨みたい。」

(曽雌 達哉 文2 =写真も)





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