前半2点追い込まれたものの同点で首位をキープ


 関東大学サッカーリーグ戦、第19節が11月3日、駒沢陸上競技場にて行われた。日体大との優勝争いとなったこの試合は、専大にとって負けられないゲームとなった。

 ショートパスを繋いでリズムを作ろうとする専大と、前線にロングボールを当てて流れを掴もうとする日体大。双方決め手を欠き迎えた前半30分、日体大のコーナーキックからの先制点を許した。その後、勢いに乗る日体大は前半39分カウンターからの追加点を奪い0-2で前半を終えた。

 後半立ち上がり、46分フリーキックのチャンスに最終ラインから駆け上がったキャプテンの鈴木雄也(経済4・武相高)が相手ディフェンスの一瞬のすきを突き1点を返した。その後、一進一退が続きGKの福島春樹(法1・静岡学園)のファインセーブもあり追加点を許さず後半89分、途中出場の牧内慶太(経済4・柏日体高)が鈴木雄也のパスを受けペナルティエリア内で倒されPKを獲得した。これを長澤和輝(経営3・八千代高)が冷静にゴールを決め、2-2で同点に追いつき試合終了。

 前半動きが悪く二失点を喫した専大が、後半意地を見せ首位をキープした。



▲PKを決めた長澤


監督コメント
「この時期が一番苦しい中、勝ち点1は運があった。思ったより失点してしまいダメだと思ったが後半2点を取り返すことができた。1年生に自信がないので、サイドバックを1年生から3年生に変えた。今回は、前半のプレーが課題だったと思う。今年は、みんなが我慢しながらプレーすることで成長に繋がると思う」

福島選手
「セットプレイを自分が止められなかったことで前半の流れを悪くしてしまった。これまでの試合でも先制点を取られることが続いているので、しっかり改善しなければならない。攻撃がメインのチームだからカウンターを受けてしまうのは仕方ないが、自分が止めることで失点を防ぎたい。(次節に向けて)筑波大に静岡学園高校時代に競い合ったキーパーがいて、相手が出るか分からないが、負けたくないので失点ゼロを目指します」



(小池 あゆみ・経済1、写真=森本 雅美・文1)





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