関東リーグ戦第17節 ラスト15分の逆転劇で勝ち点3


 10月20日、古河市立古河サッカー場にてリーグ戦第17節の慶大戦が行われた。ここ数試合、苦しい戦いの続く専大だが前期は6得点を奪った相性の良い慶大を相手に快勝で調子を取り戻したい。

 前半、11分に先制点を奪われてしまうと再三の決定機も得点に結び付けられず嫌なムードで試合が進む。追い付きたい専大は42分にPKのチャンスを掴み取るとキッカーに指名されたのは仲川輝人(商2・日体荏原高)。同点で前半終了かと思われたが相手GKのファインセーブに阻まれリードを許したまま試合を折り返す。

 後半もチャンスはつくるものの慶大の堅い守備をこじ開けることができない。しかしラスト15分で一気に流れは専大のものとなる。76分に途中出場の久保田睦月(経営1・磐田東高)の初ゴールとなる同点弾が飛び出すと、長澤和輝(経営3・八千代高)、仲川の連続ゴールで追加点を奪い3-1(前半0-1)の逆転勝利をおさめた。

 この試合も先制点を許し、試合終盤までリードされる展開となるも粘りをみせ勝ち点3を掴みとった。後期リーグもいよいよ折り返し地点.。今後はより厳しい試合が予想されるだけあってこの日の勝利は大きいだろう。次節は28日、味の素フィールド西が丘にて国士大戦が行われる。



▲自身初ゴールが貴重な同点弾となった久保田


仲川選手のコメント
「前節、今節と立ち上がりから先制されて厳しい試合だった。(PKについては)自分の力不足。あの場面で決められれば試合の流れも掴めたはずなので悔しい。(自身の得点について)直前のチャンスでは決められなくて、以前の自分だったらそのまま引きずってしまっていたと思うが今日は切り替えて1対1の場面で冷静にシュートを決められた。こういう自分の成長を次につなげていきたい」

久保田選手
「練習試合のようにリラックスして試合に入りました。相手のSBが左利きというのがわかっていたのでフェイントを仕掛けたら引っかかってくれたので落ち着いて決められました。交代選手は試合の流れを変えることが仕事だと思うので次に出るときも自分の役割をこなして得点を挙げたいです」



(鈴木 詩織・文2=写真も)






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