【サッカー部】関東リ​ーグ戦第14節 連勝同士の“生田ダー​ビー”で後期初黒星


 9月30日、夢の島競技場にてリーグ戦第14節の明大戦が行われた。前期こそ不調であった明大だが後期は連勝スタート。共に2連勝でむかえる“生田ダービー”を制したのはどちらか。

 台風の接近に伴い天候が心配されていたが、季節外れの暑さの中で試合開始。序盤から早いパス回しでチャンスをうかがうも互いに譲らない展開をみせる。16分にCKからDF冨田将司(法1・飛鳥高)がヘディングシュートを決め先制するが、その後はチャンスを得点に結びつけることができず、逆に相手にペースをつかまれてしまう。

 後半、好調のFW牧内慶太(文4・柏日体高)を投入し流れを変えたい専大だが、相手もエースの阪野選手を投入。前半からの流れに乗って攻めてくる相手をGK福島春樹(法1・静岡学園高)のファインセーブを初めとした鉄壁の守りで防ぐ。しかし試合も終盤に差し掛かった80分に同点ゴールを許すと、85分には勝ち越しゴールを決められてしまう。負けるわけにはいかないもののあと一歩及ばず1-2(前半1-0)で後期初黒星を喫した。

 第13節終了時点で2位の早大、3位の中大が前日の試合で共に勝利したため何としても勝ち点を奪いたかった専大だが、インカレ出場圏内を狙う6位の明大に圧倒されてしまった。また、DF北爪健吾(法2・前橋育英高)、MF長澤和輝(経営3・八千代高)、MF下田北斗(人間科学3・大清水高)の3選手は26日に大阪で行われた全日本選抜チームの試合にフル出場しており疲労もピークに達していたのだろう。ただ、今の専大イレブンはこの敗戦を力に変えることができるはずだ。次節はShonanBMWスタジアム平塚にて神大戦が行われる。




▲今季初ゴールを決めた冨田


源平貴久監督のコメント
「とりあえずコンディションが悪かった。全日本選抜組(=北爪、長澤、下田選手)も動きが重かったし、前半から中盤でのミスが目立っていた。そこで無駄な体力を使ってしまい、明大にカウンターを許してしまった。後半は交代のカードの使い方を失敗してしまった。(次節へ向けて)まだまだ後期は始まったばかり。あまり考えすぎずにやっていく。練習でもっと走らせて、うちの持ち味であるシュート数を増やしていくようにする。連敗は絶対に許されない」

冨田選手
「(初ゴールを振り返り)CKから自分の得意なファーにいいボールがきたのであわせるだけでした。自分のゴールで先制できたことは本当に嬉しかったです。ただ、負けたことは悔しいし、特に後半はペースを取り戻せなかった。(次節にむけ)神大には前期の試合でリードした展開から同点に持ち込まれてしまったため、今度は必ず勝ちたいです」



(鈴木 詩織・文2、写真=石川 達也・人間科学1)





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