関東大​学サッカーリーグ戦第​13節 得失点差を大幅に広げ​て連勝


 9月22日、味の素フィールド西が丘にて、リーグ戦第13節の順大戦が行われた。怒涛のゴールラッシュで7-0と大差で勝利した。

 序盤はなかなか前に進めず苦戦を強いられていたが、徐々にスピードを上げ、パスなどで相手を振り回す展開をする。30分に北爪健吾(法2・前橋育英高)からのパスを山川翔也(経営1・新潟西高)が押し込み、先制。その後、悪い流れになりつつあったところをロスタイム1分以内に下田北斗(人間科学3・大清水高)がエリア外から豪快にシュートを放ち、貴重な2点目を挙げ、前半を2-0で折り返す。

 前節の対東京学芸大戦では後半に走れていなかったことが課題だったが、今回は走りによって5得点という大量得点を挙げることができた。59分に長澤和輝(経営3・八千代高)がこぼれ球をきっちり決め、続く68分には長澤からのパスを途中交代した牧内慶太(文4・柏日体高)がシュートし、4点目を奪う。後半終了間際、84分に牧内がこの試合2点目を決め、88分には仲川輝人(商2・日体荏原高)もゴールを決めた。ロスタイム3分内に鈴木勇二(経済2・富山第一高)がさらに追加点を挙げ、7-0と圧巻の勝利を飾った。

 前節よりは高い仕上がりを見せてきた。次節は9月30日、夢の島競技場にて明大を相手に行われる。9月26日、全日本大学選抜対ミャンマーA代表戦に北爪、長澤、下田、仲川が出場するため、コンディションが心配されるが、選手たちは皆ハードスケジュールを楽しんでいるようだった。明大戦で彼らが一回り成長した姿を見せてくれることに期待する。



▲2点目を決めた下田

▲この試合2得点を挙げスタンドの部員と喜ぶ牧内


試合後のコメント
山川選手
「専修らしい大量得点での勝利に加え、自分も貢献できたことがうれしい。シュートシーンは練習と同じだったのでいつも通り落ち着いて決められて良かった。でもこれからはもっと多く点をとってチームの勝利につなげていきたいです」

牧内選手
「チームが前半から良い流れをつくっていたのでその流れを切らさないようにゲームに入ることを考えていた。1点目は和輝(=長澤選手)から良いパスがきたので決めるだけでした」

下田選手
「相手ディフェンスがマンマークで来るのはわかっていたから、連動性を重視した。3点目が後半の早い段階で入ったのが良かった。(自身の得点を振りかえって)もともと右足は練習していた。長澤からのパスに力まずシュートが打てた。(次節に向けて)明大はとても強いチームです。集中していかないと厳しい。負けないという強い気持ちを持って戦う」



(森本 雅美・文1、写真=鈴木 詩織・文2、石川 達也・人間科学1)





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