関東リ​ーグ戦第12節 後期開幕戦を白星スタ​ート


 9月15日、味の素フィールド西が丘にて後期リーグ開幕戦である東京学芸大戦が行われた。前期を首位で折り返した専大、後期も勢いそのままに勝ち点を積み重ねていきたい。

 9月に入っても続く暑さの中で始まった前半、前線でボールがおさまらず立ち上がりに苦しむ。しかし徐々に専大が試合のペースを握り始める。27分にDF北爪健吾(法2・前橋育英高)がクロスを上げると飛び出したFW飯田裕之(商4・津工高)がヘッドで合わせ先制する。37分にはFW仲川輝人(商2・日体荏原高)が相手DFを引き付け、フリーとなったMF長澤和輝(経営3・八千代高)にパス。長澤のミドルシュートが相手ゴールに突き刺さり2点目を奪う。その後も攻撃を仕掛けるが追 加点は奪えず前半を終える。

 専大ペースのまま後半も展開していくが、相手の堅い守りを崩すことができない。逆に粘り強く攻撃を仕掛けてくる相手に隙をつかれ74分に失点。この失点を機に相手の猛攻を受けるも前半の2点を守り抜き、2-1(前半2-0)で試合終了。

 大事な後期開幕戦に勝利したものの、初戦という緊張もあったのかピンチを背負う場面も多かった。今後も接戦が多くなると考えられるが、落とせる試合は1つもない。次節は9月22日、同会場にて順大戦が行われる。



▲先制点をあげた飯田


▲2点目を奪った長澤


源平貴久監督のコメント
「この暑さの中で勝てたことと、2点目のシーンはうちらしくて良かった。しかし両サイドがなかなか機能せず、相手を崩しきれなかった。集中力のキープ、後半の入り方が課題として残る」

鈴木雄也主将(経済4・武相高)
「今日は勝てた、という結果だけ。チーム全体での練習が少なかったというのは言い訳にしかならない。次節は観ている人も自分たちも楽しいサッカーをしたい」

飯田選手
「開幕戦ということもあって緊張していたため自分らしいプレーができなかった。(先制点のシーンは)健吾(=北爪選手)から良いクロスがきたので合わせるだけだったし、そのあとは緊張もとれて試合に集中できた」

長澤選手
「勝ち点3がとれたのは良かったがもっと得点はあげられた。後半は疲れが出て動けなかったが(リーグ戦を通して)徐々に体力は戻ってくると思う。どのチームも勝ちにくると思うが、点を取られても取り返す攻撃的で美しいサッカーを目指したい」



(鈴木 詩織・文2、写真=鈴木、森本 雅美・文1)





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