関東大​​学サッカーリーグ戦​第​10節 今季一の​大勝でついに首位浮上


 6月17日、西が丘サッカー場にてリーグ戦第10節の慶大戦が行われた。この試合に勝てば首位浮上となる大事な1戦であるだけに絶対に負けられない。

 真夏のような日差しの中始まった前半、ボールをキープしながらもなかなか得点をあげることができず一進一退の攻防が続く。試合の均衡を破ったのは専大。40分、仲川輝人(商2・日体荏原高)からの「ドンピシャ」のパスを下田北斗(人間科学3・大清水高)がきっちり決めて先制すると直後の41分には牧内慶太(文4・柏日体高)が得点をあげ2-0で前半を終える。

 後半、53分に相手にPKを与え失点を許すものの攻撃の手は緩めない。60分に下田のこの試合2得点目が生まれると、続く66分に長澤和輝(経営3・八千代高)のゴールで流れは一気に専大ペースとなる。75分、長澤のパスを大西佑亮(経済4・鹿島学園高)がゴールに押し込むと76分には北爪健吾(法2・前橋育英高)がヘディングシュートを決め、試合終了。6-1(前半2-0)の大勝で首位に浮上した。

 攻撃陣が6得点と今季最多得点をあげた中、この試合もGK福島春樹(法1・静岡学園高)のファインセーブが輝いた。福島あっての勝利といっても過言ではない。そして次節はいよいよ前期リーグ最終戦。24日に西が丘サッカー場にて明大戦が行われる。前期優勝のかかる大一番、「攻撃的で美しいサッカー」で勝利を掴み取ってほしい。



▲シュートを放つ下田


▲得点をあげ喜ぶ大西(19)と北爪


大西選手のコメント
「前半、早い段階で主導権を握ることができたが得点につながらなかった。それでも点をとることができたし、後半の失点のあと苦しい中ですぐに立ち直って追加点を奪えたことは大きかった。(次節にむけ)まだ2得点とあまりチームに貢献できていないのでここで得点をあげて勝利につなげたい」

下田選手
「序盤は暑さのあまり集中できず、クロスが合わなかったりしてうまくいかなかった。ただ、相手がついてこられなくなってきてスペースがあいたところで得点をあげられてよかった。牧くん(=牧内選手)を筆頭に足の速い選手が多いのでチャンスも作りやすかった。(次節にむけ)前期の最終戦なので集中して臨み、勝って終わりたい」



(鈴木 詩織・文2=写真も)




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