関東大​​学サッカーリーグ戦​第​9節 圧巻のゴー​ルラ​ッシュで勝利


 5月26日、龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにてリーグ戦第9節の筑波大戦が行われた。

 キックオフ早々の前半7分、相手に先制ゴールを許してしまい不安定な立ち上がりとなったが、速いパス回しから徐々にペースをつかんでいく。34分に下田北斗(人間科学3・大清水高)のゴールで同点に追い付く。42分には仲川輝人(商2・日体荏原高)がシュートを放つも一旦相手GKにはじかれる。しかし仲川自身も「もっているな」と振り返るようにそのボールは再び仲川の前に落ちてくる。再度放ったシュートはゴールネットを揺らし前半終了。

 後半も専大イレブンの攻撃的サッカーは止まらない。後半開始直後の48分、長澤和輝(経営3・八千代高)が追加点をあげ、61分に北爪健吾(法2・前橋育英高)の今季初ゴールが生まれる。さらに勢いをつけようと今季好調の牧内慶太(文4・柏日体高)が投入されると81分、その牧内がゴールを決めこの試合5得点目。ロスタイムに1失点してしまうものの流れは渡すことなく5-2(前半2-1)で快勝。

 先制点こそ許したが、今節は前半から試合を専大ペースで進め、今季最多の26本のシュートを放つ攻撃的サッカーをみせつけた。このあと6月2日からはいよいよ総理大臣杯の予選が始まる。1回戦は尚美学園大を相手に時之栖スポーツセンター裾野グラウンドFにて行われる。総理大臣杯出場権をかけた試合となるが今の勢いをこのままに勝ち取ってくれるはずだ。そして次節は6月17日、西が丘サッカー場にて慶大を相手に行われる。



▲得点をあげガッツポーズをみせる下田


▲今季初得点の北爪


▲待望のゴールを決める牧内


源平貴久監督のコメント
「立ち上がりは焦ったが前半のうちに試合をひっくり返せて良かった。今日のようなゲームが続けられればもっと上にいけるはず。(総理大臣杯の予選にむけ)戦ったことのないチームを相手にすると思うので不安もあるが、昨季のチャンピオンチームとして頑張りたい」

下田選手
「センターバックもうまく上がれていてクロスも良かった。大西(佑亮選手)がうまく落としてくれると思ったので決められた。(先制を許し)イライラしてしまったり、中だるみしてしまう時間帯もあったのでもっと厳しく攻めていかなければいけない。チームとしてもっと引き締めていこうと思う」

牧内選手
「(試合終盤で)相手も疲れてきていたし、和輝(=長澤選手)から良いパスがきてうまく打てた結果が得点につながった。自分はドリブルやスピード、シュートへのアグレッシブさを求められていると思うので決められるところで意識してシュートを放っていきたい」



(鈴木 詩織・文2=写真も)




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