関東大​​学サッカーリーグ戦​第​6節 強風も味方​につ​け連勝


 5月5日、千葉県総合スポーツセンター東総運動場にてリーグ戦第6節の順大戦が行われた。前節から中1日と過密な日程ではあるがゴールデンウィーク連戦を白星で終えたい。

 強い風が吹き荒れる中始まった前半、相手のペースをなかなか崩せず苦しい試合運びとなる。しかしGKの福島春樹(法1・静岡学園高)をはじめとする、鉄壁のDF陣が相手に得点を許さない。先制したいところだが少ないチャンスを生かせず0-0で前半終了。

 後半、第4節から欠場していた栗山直樹(法4・清水東高)と飯田裕之(商4・津工高)を投入すると、徐々に専大イレブンがペースを取り戻す。そして52分に長澤和輝(経営3・八千代高)のスルーパスから仲川輝人(商2・日体荏原高)が先制ゴールを決める。

 しかし直後の54分に相手に同点ゴールを決められた後は一進一退の攻防が続く。そのまま試合終了かと思われた88分、飯田の右足から勝ち越しゴールが生まれロスタイムには仲川のこの試合2得点目が飛び出し3-1(前半0-0)で勝利。

 ゴールデンウィーク連戦を2勝1分の好成績で終えた専大。調子の上がらなかったエース仲川も本来の調子を取り戻した。次節は5月12日、西が丘サッカー場にて国士大を相手に行われる。



▲勝ち越しゴールを決めた飯田


▲この試合2得点の仲川


源平貴久監督のコメント
「強風の中良いゲームができたし、ハードスケジュールで遠征のゴールデンウィ―ク3連戦を2勝1分で終えられたのは良かった。(失点シーンを振り返り)相手のサイドチェンジが早くて付いていけなかった。しかしすぐに切り替え、落ち着いて2点取れたのが大きかった」

飯田選手
「後半の立ち上がりから入って流れを変えたかった。コーチからアドバイスをいただいたのでその通りにシュートコースを作ってゴールを決められて良かった」

仲川選手
「先制点はショートカウンターから和輝くん(長澤選手)の良いスルーパスがきたので冷静に狙った。(3点目は)CKからで有利だったし、GKとの1対1だったので落ち着いて決めた。先制した直後に追い付かれたのは課題として残るが、専大としては珍しい点の取り方の試合だった。自分の調子も上がってきたので次も点に絡めるように頑張りたい」



(鈴木 詩織・文2=写真も)




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