関東大学サッカーリーグ戦第4節 終盤の猛追許し 痛恨ドロー
4月28日、ニッパツ三ツ沢公園球技場にてリーグ戦第4節の神大戦が行われた。昨季2試合で11点をあげ2勝している相手であるだけに勝ち点3を奪いたい。
前半、専大らしい早いパス回しで神大ゴールに迫り、20分、ルーキーの佐野弘樹(商1・桐光学園高)のゴールで先制する。その後も果敢にシュートを放ち、41分には下田北斗(人間科学3・大清水高)が追加点を挙げる。攻撃的な姿勢を崩さずに前半終了。
後半、GK福島春樹(法1・静岡学園高)のファインセーブで神大のゴールラッシュも無失点で切り抜けると、67分に大西佑亮(経済4・鹿島学園高)がヘッドで合わせて3点目を挙げる。このまま逃げ切りたい専大イレブンであったが、徐々に疲れが見え始める。79分、81分に神大に連続ゴールを許してしまいあっという間に1点差。迎えたロスタイムは3分。堅い守りで試合終了まで粘りたいところであったが、痛恨の失点。3-3(前半2-0)の引き分けで試合終了。
試合終了間際の連続失点で引き分けてしまったものの、リーグ戦ここまで眠っていた攻撃的な専大イレブンが目を覚ましたといっても過言ではない。次節は5月3日、龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて流経大相手に行われる。
▲先制点を挙げる活躍の佐野
▲2点目を挙げた下田
▲ゴールを決め喜ぶ大西
源平貴久監督のコメント
「前半は良い形が作れていたが、後半はバックパスが目立ってしまった。簡単に同点に追いつかれてしまい内容が良くなかった。チーム全体で疲れが出ている中、1年次生が頑張っている。上級生はもっと向上心を持ってやってほしい」
鈴木雄也(経済4・武相高)主将
「先制点を挙げて良い流れだったが、細かい判断ミスが積み重なり失点につながってしまった。結果が出せず悔しい試合だったので、次節は内容も結果も伴う試合にしたい」
佐野選手
「ディフェンスに課題は残ったが3点取れたことはチーム全体でポジティブに考えています。次節に向け自分は一生懸命プレーするだけです。チームの勝利のために得点を挙げていきたい」
(鈴木 詩織・文2=写真も)
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