関東大​​学サッカーオープニ​ン​グフェスティバル​ リ​ーグ戦開幕に向​け専大​勢が奮闘


 2月26日、西が丘サッカー場にて関東大学サッカーオープニングフェスティバルが行われた。昨年度のリーグ戦1位の専大、2位の明大、3月2~4日に行われる第26回デンソーカップチャレンジサッカー宮崎大会(以降デンチャレ)に出場する関東選抜Aチーム、Bチームの4チームが対戦。専大からは関東選抜Aチームに栗山直樹(法3・清水東高)、Bチームに鈴木雄也(経済3・武相高)、稲葉圭吾(商2・帝京第三高)が選出されている。

 第1試合は明大対Bチーム。鈴木がスタメン出場を果たした。前半は両チーム一進一退の攻防が続いたが、終了間際の45分に明大の野間選手が先制ゴールを決める。後半、53分にBチームの河本選手(流経大)がゴールを決め同点となるものの、60分に明大の蔵園選手が2点目のゴールを決める。途中から稲葉が交代で出場するもののそのまま試合終了。2-1で明大が勝利した。


 第2試合は専大対Aチーム。栗山はスタメン出場、専大は1年次生中心のメンバーで試合に臨んだ。前半からBチームに圧倒される試合展開で18分、Aチームの阪野選手(明大)に先制ゴールを決められる。その後も池田裕樹(商3・清水商高)と大西佑亮(経済3・鹿島学園高)の3年次生コンビがチームを引っ張るが、なかなかボールを奪うことができず、専大らしい試合をさせてもらえないまま前半終了。

 後半はメンバーを入れ替え、ベンチスタートの長澤和輝(経営2・八千代高)や仲川輝人(商1・日体荏原高)も出場。しかし66分、89分に瀬沼選手(筑波大)に2得点をあげられ突き放される。このままでは終われない専大は90分、途中出場の北爪健吾(法1・前橋育英高)のパスを鈴木勇二(経済1・富山第一高)が右足で決め1点を返すも試合終了。1-3で敗れる悔しい試合となった。


 Aチームの栗山、Bチームの鈴木雄也はフル出場で選抜チームに貢献し、途中出場の稲葉も存在感を見せた。一方、専大は引退した4年次生や選抜メンバーの穴を埋めるのが精一杯だったのか、日本一のプレーを見せることなく終わってしまった。4月からのリーグ戦では昨年度以上のプレーを見せてもらいたい。


▲終始、声を出しチームを引っ張る鈴木雄也



▲途中出場ながら存在感を見せる稲葉



▲激しい攻防を見せる池田(13)と栗山



▲得点をあげた鈴木勇二(11)とアシストの北爪


源平貴久監督のコメント
「前半、向こう(関東選抜Aチーム)は3年生中心、うちは1年生中心だったので仕方ないがあまりにも試合をさせてもらえず驚いた。後半はメンバーを入れ替えたのでまあまあだったが見せられる試合ではなかった。ただ1年生の中にも頑張っている選手はいるので、リーグ戦に向けて動ける選手になってもらいたい」

鈴木雄也選手
「明大のプレッシャーが強く、チーム全体で動けないときがあった。自分自身も体を張れなくてやりきれない部分もあったので悔しい。(デンチャレに向け)チームの雰囲気は良いので沈んだときは自分が引っ張っていき優勝を目指す。また、個人的には専大の代表として自身の能力を見せられるようにしたい」

栗山選手
「練習試合では勝ちきれないことが多かったので、専大相手でも関係なく全力でやろうと思った。失点したことは悔しいが勝ててよかった。(チームについて)みんな実力があるが、コミュニケーションをとることは第一なので自分がリーダーシップをとろうと声を出すようにしている。(デンチャレに向け)自分が良いプレーをして、優勝に貢献できれば嬉しい」

大西選手
「前半は消極的な試合をしてしまったが後半は切り替えられたと思う。(主力が抜けたチームだが)自分と池田でチームの雰囲気を変えないようにしていた。(栗山選手について)いつもは同じチームだからこそ負けたくないという気持ちが強かった。(リーグ戦に向け)チームとしてはもちろん優勝を目指し、個人的には全試合に絡んで得点王をとりたい」



(鈴木 詩織・文1=写真も)




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